ファストフードチェーンのウェンディーズ(Wendy’s)が、ブランドの顔である少女ウェンディーに対して「おまえ養子だよ」と暴言を吐いた人にキツイお仕置きを与えた。(フロントロウ編集部)

「おまえ養子だよ」と嫌がらせツイート

 ファストフードのウェンディーズを怒らせたのは、あるユーザーのツイート。このユーザーは、ウェンディーズに宛てて「食べ物にクモが入っていた」や「マクドナルドから何を注文したらいいかな」などとツイートを何度も送っているところを見ると、なぜかウェンディーズが嫌いらしい。

 しかしこのユーザーから、「おまえは貰われた子供だよ」「おまえ養子だよ」とツイッターで言われたとき、ウェンディーズの公式SNSは黙ってなかった。

画像: 「おまえ養子だよ」と嫌がらせツイート

その前に、少女ウェンディーって誰?

 ウェンディーズ公式の返しをご紹介する前に、さきに、少女ウェンディ―に触れておきたい。

 赤毛の少女のマスコットでおなじみのウェンディーズは、デイヴ・トーマスが1969年にオハイオ州ダブリンでオープンしたレストラン。ウェンディーズ(Wendy’s)という名前は、創業者であるデイヴの娘メリンダ・ルー・トーマスのあだ名「ウェンディー(Wendy)」から命名された。

画像: ウェンディーズ創業者デイヴ・トーマス。

ウェンディーズ創業者デイヴ・トーマス。

 メリンダ本人はウェンディーズのスポークスウーマンとして活躍を続けているが、創業者である父デイヴは他界する直前、「すまない。自分の名前をつければよかった。きっとおまえにたくさんのプレッシャーを与えてしまっただろう」と謝ったことを、ブランドの公式ブログで2019年に明かした。

 メリンダは、「正しい行ないをしなくては。だって、私は父のレガシー(遺産)を抱えて生きるのだから。父はこの事業をはじめるために並々ならぬ努力をしたから、父のためにきちんと対応したい」と、その使命の重要さを口にした。

「養子」をネタにした人に、公式が痛烈なお返し

画像: ウェンディーズの公式ツイッターアカウント。

ウェンディーズの公式ツイッターアカウント。

 話は戻り、「おまえ養子だよ」という心ない言葉をかけられたウェンディーズの公式ツイッターは、このユーザーにこう返した。

「第一に、you’reのスペリングが間違っています。第二に、ウェンディーは養子ではなかったですが、彼女の父デイヴは養子でした。だからこそ彼は、デイヴ・トーマス養子財団に情熱を注ぎました。あなたは誹謗中傷のネタとして使おうとしていますが、養子というシステムを通して多くの人生がより良いものとなっているのです」

 ウェンディーを傷つけようとしたユーザーの行動を一喝するとともに、そもそも養子であることを悪いことかのように扱う言動を切り捨てたウェンディーズ公式。さらに、生後6週間でトーマス夫妻に引き取られてその後ウェンディーズをオープンした創業者デイヴ・トーマスの生い立ちと、彼の慈善活動の内容を合わせ、そこにスペリングミスを指摘するというおまけまでつけて、痛快なカウンターパンチを相手にお見舞いした。

 このやり取りを見たツイッター民からは、「こてんぱんにやられたな」「ウェンディーズがさらに好きになった」「中の人に会いたい」などと、ウェンディーズ公式の見事な返しを称える声が多く集まった。(フロントロウ編集部)

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