“カーディサンタ”からのクリスマスプレゼント
今年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したラッパーのカーディ・Bが、米大手量販店ターゲット(Target)で約50万円分のおもちゃを大量購入し、恵まれない子供たちのために寄付したことがわかった。
同じくラッパーで夫のオフセットとのあいだに、1歳になる愛娘カルチャーちゃんがいる1児の母でもあるカーディ。米TMZによると、カーディは超過密スケジュールの合間をぬって、フロリダ州マイアミにあるショッピングモールに併設されたターゲットに足を運び、ドールハウスやスポーツセットといったおもちゃをお買い上げ。その後、カーディのインスタグラムにアップされた動画には、この時買ったおもちゃの山のほかに、ギフトカードや大量のiPhoneも映っていた。恐らくターゲットでの買い物とは別で、iPhone代だけでも100万円近い金額を支払った可能性が高い。もちろんこれらの品々はすべて子供たちへのもとへと届けられる。
2018年の暮れにもニューヨークのブルックリンを訪れて、地域住民に冬用のコートや靴を寄付したカーディは、この時、「私の姿を見て、還元することの大切さを子供たちに学んでほしい。バカなことばかりやってると思われているかもしれないけど、私たちは本当に本当に子供たちの将来のことや、このコミュニティのこと、ありとあらゆることについてちゃんと考えてる」と、内に秘めた思いを語っていた。
今年、広告塔を務める炭酸飲料「ペプシ」の新CMで型破りな“カーディサンタ”に変身した姿が話題になったカーディだが、私生活でもカーディサンタとして子供たちに夢を届けるという任務を果たし、2019年をいい形で締めくくった。(フロントロウ編集部)