人気シンガーソングライターのエド・シーランが、ここ数年間で密かに25キロもの減量に成功していたことが判明。エドが語ったダイエットの裏側とは?(フロントロウ編集部)

“ファットシェイミング”を受けた過去

 過去に4度のグラミー賞受賞歴があるエド・シーランが、ここ数年間のあいだに、密かに25キロものダイエットに成功していたことがわかった。つい先日、ポッドキャスト番組『Behind the Medal(ビハインド・ザ・メダル)』に出演したエドは、健康のことを考えて3年前から禁煙していることを告白。さらに、禁煙をはじめた頃から定期的に運動をするようになり、そのおかげで多い時は100キロ超えだった体重が、現在は76キロにまで減ったことを明かした。

2016年(左)と2019年(右)に撮影されたエド。

 元々サッカー少年だったが、サッカーを辞めて音楽を始めてからすっかり運動をしなくなり、動く量よりも食べる量が圧倒的に増えてしまったことで、みるみるうちに体重が増加。ツアー中、毎日のようにお酒を飲んでいたことがさらに肥満を加速させた。

 それまで一度もコンプレックスを抱いたことがなかったというエドだが、一部の人たちから「デブ」「ぽっちゃり」といった心ない言葉を浴びせられ、自分でも体形のことをどんどん意識するように。番組のなかでエドは、「 ワン・ダイレクションやジャスティン・ビーバーとほぼ同世代なんだけど、彼らはみんなスタイルがよくて、腹筋が割れてるようなタイプだった。だから、『僕も彼らのような見た目にならなきゃいけないのか?』と悩んだ時期もあった」と、当時を振り返ってこう語っている。

画像: “ファットシェイミング”を受けた過去

 体形コンプレックスに陥り、自身の楽曲のミュージックビデオへの出演を何度か見送ったこともあったが、禁煙がきっかけですっかり健康志向になり、その延長線上でランニングやサイクリングといった運動を日課にしたところ、ダイエットに成功。ちなみに、エドが生活習慣の改善に踏み切ったのには、2018年末に極秘入籍した妻のチェリー・シーボーンの存在も大きかったよう。

 現在はお酒の量も控えており、“飲むのは金曜日と土曜日だけ”と決めているというエド。ただし、すべては健康のためで「シックスパックを手に入れることが目的ではない」そうで、「腹筋が割れてるのは普通じゃない。ビールを飲んで、自分の時間を楽しもう」とマイペースなエドらしい言葉で締めくくっている。(フロントロウ編集部)

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