新年きっかりに爆弾投下?
ボーイズグループ、ワン・ダイレクションのメンバーで同グループが活動休止期間に入ってからはソロシンガーとして活躍しているナイル・ホーランに新年早々、試練が襲いかかっている。
というのも、彼が今から約1年前の2018年12月に破局した元恋人で女優兼シンガーのヘイリー・スタインフェルドが、2020年の1月1日、日付が変わる深夜0時ちょうどに突如新曲をリリースしたのだが、そのタイトルと歌詞の内容がナイルとの関係の破綻を匂わせる内容となっているから。
ヘイリーがサプライズ公開したのは「ウロング・ダイレクション(Wrong Direction)」というバラード曲の音源。
ピンと来た人も多いと思うが、日本語に訳すと「間違った方向」という意味のこのタイトルは、ナイルが所属するグループ、ワン・ダイレクションに“かけて”いることが安易に予想できるもの。
「あなたが嫌いなわけじゃない/そうしようとしてもできなかった/あなたが私に及ぼした痛みが嫌いなだけ/あなたにそうさせた自分を責めてる/私が知っていたことを知ってた?」という歌詞で始まる失恋ソングには、相手の浮気を示唆するこんな歌詞が登場する。
「今思うと、たぶん気づくべきだった/でも、私はあなたが1人で眠っていると信じたかっただけ」
サビ部分には、「あなたは最悪の目的で私を愛した/疑問に思いもしなかった/どんなにあなたが私を失望させても/一瞬でも天国だと感じていたなんて、どうしてだろう/あなたは最悪の目的で私を愛した/まるでハッピーエンディングだったかのように見せかけて/(中略)心が張り裂けそう/間違った方向に恋に落ちてしまうなんて」と、相手が自分との恋愛を利用していたという事実に胸を痛めるような描写も含まれている。
さらに、相手のエゴイストぶりや外面の良さを指摘するこんな一節も。「背伸びしてみたけど、あなたの高すぎるエゴには届かなかった/体も心もあなたに捧げるなんて、私はクレイジーだったんだよね/今となっては自分が何を考えていたのかわからない/みんなあなたのことを誰か別の人だと思ってる/あなた自身でさえもそう思ってる」。
この楽曲が、実際にヘイリーからナイルへのディスだという確証はないものの、「ウロング・ダイレクション」がリリースされるや否や、彼女とナイル双方のファンたちは、「絶対ナイルについての曲だよね…」、「ヘイリーがナイルの浮気を暴露した」と騒然となっている。
2018年2月に熱愛が報じられたナイルとヘイリーは、お互いの多忙なスケジュールが影響し、ほぼ遠距離だったこともあり、それぞれのキャリアを優先することを理由に破局。
当時、関係者は、「ヘイリーはこれから先、仕事で手一杯になり、超多忙となってしまうことに気がついたようです。映画のためのプロモーション活動のために準備をしていた彼女は、ナイルとはかなり長い期間会えなくなるということを実感したようですよ」と、ヘイリー側の別れの理由を代弁し、「(ナイルとは)お互いに何とか関係を持続させようと努力したものの、結局“若い恋”に終わってしまったようです」と続けていた。
ヘイリーは、「ウロング・ダイレクション」のリリースとともに、MVからの先行イメージとみられるセクシーな入浴写真も公開しており、今後公開される映像がどんな仕上がりとなっているのかにも注目が集まっている。
現時点では、ナイルは、ヘイリーが発表した楽曲に対してとくに何も反応を見せていない。(フロントロウ編集部)