ビリー・ポーター、イスに「座れない」ルックで登場
ドラマ『POSE/ポーズ』で第77回ゴールデン・グローブ賞テレビ部門の主演男優賞(ドラマ)にノミネートされているビリー・ポーターが、豪華なレッドカーペットルックで2020年を幕開けた。
真っ白なフェザートレーンがついた純白のタキシードジャケットは、ニューヨークを拠点とするデザイナーのアレックス・ヴィナッシュ(Alex Vinash)によるカスタムルック。会場には、フェザーでできた長いトレーンを運ぶ係まで同伴。レッドカーペットでは、繊細なトレーンを足で踏まないように避ける人が続出し、ビリーを中心に人の波が動くという、少し神がかったシーンが見られた。
レッドカーペットでのインタビューでフェザーのトレーン部分が取り外しできることを明かしたビリーは、「これは座るための格好じゃないの。立っているときのための格好なの」と、ファッショニスタらしい名言を残した。
2億円のジュエリーを合わせて
そんなビリーはアクセサリーにもこだわった。
11カラットを超えるパールカットのダイアモンドのネックレスをはじめとした宝石類は、ティファニー(Tiffany & Co.)で統一。ジュエリーすべての総額は、なんと、約2億円を超えるという。
そして足元はジミー チュウ(Jimmy Choo)の白いヒールブーツで合わせた。
2019年のアカデミー賞で話題になったクリスチャン・シリアノ(Christian Siriano)のタキシード・ボールガウンドレスのように、2020年の授賞式でもジェンダーレスなスタイルを貫いたビリー。ノミネートされているテレビ部門ドラマの主演男優賞を受賞した場合は、キャリア初のゴールデン・グローブ賞受賞となる。
(フロントロウ編集部)