2020年の第77回ゴールデン・グローブ賞でコメディ/ミュージカル部門の主演男優賞に輝いた映画『ロケットマン』のタロン・エジャトン。タロンの受賞を喜ぶエルトン・ジョンの反応が可愛すぎる。(フロントロウ編集部)

タロンの栄誉を喜ぶエルトン

 米時間2020年1月5日(日本時間1月6日)に行なわれている第77回ゴールデン・グローブ賞で、映画『ロケットマン』のタロン・エジャトンがコメディ/ミュージカル部門の主演男優賞に輝いた。

画像1: タロンの栄誉を喜ぶエルトン

 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のレオナルド・ディカプリオや『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のダニエル・クレイグ、『ルディ・レイ・ムーア』のエディ・マーフィ、『ジョジョ・ラビット』のローマン・グリフィン・デイヴィスといった大物俳優たちや、12歳という若さで勢いのある役者を抑えて、見事に同部門を勝ち取ったタロン。

 彼の受賞を誰よりも喜んだのが、映画『ロケットマン』でタロンが演じた大御所シンガーのエルトン・ジョンだった。

画像2: タロンの栄誉を喜ぶエルトン

 プレゼンターのクリス・エヴァンスとスカーレット・ヨハンソンによって受賞者タロンの名前が呼ばれると、近くに座っていたエルトンは興奮を隠しきれずに飛びあがって拍手。

 さらにエルトンは、喜びを爆発させて立ち上がり、ガッツポーズするというなんとも無邪気な姿を見せた。

同じテーブルにはラミ・マレックが

 さらに、同じ席には2019年の賞レースを総なめした映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主人公のフレディ・マーキュリーを熱演したラミ・マレックの姿が。

 『ロケットマン』の監督であるデクスター・フレッチャーは、『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めた人物であることからか、タロンのテーブルにはラミと恋人のルーシー・ボイントンが着席していた。

画像: 同じテーブルにはラミ・マレックが

 2019年のゴールデン・グローブ賞のドラマ部門で主演男優賞を受賞したラミの前で、主演男優賞を獲得したタロンは、ステージに上がる際にラミの額にキス。音楽界のレジェンドを演じるという同じ境遇を経験したラミとタロンの友情が垣間見える瞬間はファンの胸を熱くさせた。

 タロンはこれで初めてゴールデン・グローブ賞を受賞。受賞スピーチでは、こみあげる涙をぐっとこらえながらこう語った。

【スピーチ訳】

「スピーチの内容を書いてくればよかった…。よし。本物のアイコンたちが集うこの部門にノミネートされて本当に光栄です。『ジョジョ・ラビット』のローマンも最高で、君と並んでノミネートされて嬉しい。
 
この役によって僕の人生は一変しました。最高の経験をさせてくれた映画を誇りに思っています。さきほどの受賞をみんなで祝福して、僕はその瞬間にかけがえのない幸せを感じました。
 
これからの人生で誇りになる映画を作ってくれたデクスター・フレッチャー監督、ありがとう。(中略)そしてエルトン・ジョン、あなたの音楽にありがとう。普通じゃない人生を歩んでくれてありがとう。僕の友達でいてくれてありがとう。最後にここのどこかにいるお母さん、これはあなたのものです」

(フロントロウ編集部)

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