2020年1月5日(日本時間1月6日)に行なわれた第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式では、食事はすべてヴィーガン(完全菜食主義)食材のみになるという初の試みが実施された。(フロントロウ編集部)

「ヴィーガン」ディナーを完食した人はひとりだけ?

 アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデン・グローブ賞の授賞式がカリフォルニア州のザ・ビバリー・ヒルトンで開催。ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が主催する同アワードは、2020年で77回を迎えるが、今年はゲストたちに振舞われる食事がすべてヴィ―ガン(完全菜食主義)食材で構成された。

画像1: 「ヴィーガン」ディナーを完食した人はひとりだけ?

ヴィ―ガン(完全菜食主義)とは?
 完全菜食主義者を意味するヴィーガン(Vegan)は、肉や魚を食べないベジタリアンよりも厳しく動物性食品に制限をかけること。動物性食品を一切摂取しないため、卵、牛乳やチーズなどの乳製品、はちみつ、ゼラチンなども食べない。
 ヴィーガンになる理由は、健康や動物愛護だけではなく、畜産業が地球温暖化に大きな影響を与えているということも挙げられる。とくにアワード開催地のカリフォルニア州は昨今のヴィーガン大ブームの先駆けとも言え、ハンバーカー店などでもヴィーガンフードが提供される。

 ゲストが座るテーブルで出されるコースディナーでは、ビーツのスープやマッシュループのリゾット、ヴィーガンスイーツが振舞われたほか、バーエリアにあるサンドウィッチやケーキといったフィンガーフードもヴィーガン。

 アワードの食事をヴィーガンにするという初の試みについては、環境問題に熱心に取り組むレオナルド・ディカプリオや、日ごろからヴィーガンに徹しているホアキン・フェニックス、ブラッド・ピットら多くの人々から賞賛の声が寄せられた。

画像2: 「ヴィーガン」ディナーを完食した人はひとりだけ?

 一方で、ヴィーガンフードを導入することについては圧倒的に賛成派が多く、不満を漏らす出席者はほとんどいないが、会場内で取材したジャーナリストは、今年の食事への“リアルな反応”を見て取れたという。

 例年、大規模なアワードでは振舞われる食事を食べないセレブが多いというが、今年はとくにバーエリアにあるケーキにはほとんど手がつけられず、コースディナーをほぼ完食したのは俳優のウェズリー・スナイプスしかいなかったとの声もある。

 さらに毎年ゴールデン・グローブ賞でスイーツを提供しているチョコレートブランドのLindt(リンツ)では、バーカウンターで提供したトリュフが、この日の会場で唯一配られたヴィーガン以外の食品となった。

 ちなみに、毎年アワードの直後はセレブたちがこぞって人気ハンバーガーショップのイン・アンド・アウト(In-N-Out)に駆け込むのが定番。

2016年のゴールデン・グローブ賞授賞式にて。ブリー・ラーソンの片手にはIn-N-Outのハンバーガーが。

 今年はIn Style誌が主催するアフターパーティーで同社のハンバーガーがケータリングされ、ジェイソン・モモアら参加者が肉をほおばる姿が目撃されている。(フロントロウ編集部)

この記事を気に入ったら、「FRONTROW」のfacebookページをいいね!する

This article is a sponsored article by
''.