似てなさすぎる蝋人形が物議
ドイツ・ベルリンにある蝋人形館「マダム・タッソー館」で、ラッパーのニッキー・ミナージュの蝋人形がお披露目された。
ニッキーが2014年に発表したヒット曲「アナコンダ」のMVのセクシーな装いや世界観を再現した蝋人形は、ジャングルのセットに置かれた台の上で悩ましげに四つん這いポーズを決めている。
ニッキーのボリューミーなお尻などセクシーな体型などは巧みに表現されているものの、ファンたちは、ニッキー本人よりもなんとなく老けて見える“オバサン感”が滲み出ている顔に納得がいかないようす…。
確かに、ニッキーがMVでしていたメイクよりもケバケバしい、バブルっぽい厚化粧が施されており、顔つきも、本人とは異なるキツそうな雰囲気を醸し出している。
石膏などでセレブ本人の全身の型を取って製作される場合が多いセレブの蝋人形といえば、頭のてっぺんからつま先まで完璧に再現された、超そっくりな成功パターンも多いが、ときに大失敗し、世間からブーイングを浴びてしまうことも。
今回のニッキーの蝋人形はあきらかに後者で、SNSでは「マジで似てない」、「どちら様?」、「顔が長すぎない?」、「お披露目前に掛けられていた布をそっと戻したい…」といった厳しい意見がひしめいている。
過去にも別件で物議
ちなみに、この蝋人形が初めてお披露目されたのは今から4年ほど前の2015年。当時、アメリカ・ラスベガスにあるマダム・タッソー館に設置された際には、その出来栄えについてとくに酷評されることはなく、ニッキー本人も気に入っているようでSNSなどで誇らしげに紹介していた。
ニッキー自身の進化も踏まえて、4年ごしで「似てない」と注目を浴びることとなってしまったこの蝋人形だが、2015年には別の意味で話題に。
なんと、設置直後からセクシーなポーズを決める蝋人形相手に卑猥なポーズをとる人が続出。問題視され、来場者の行為を監視する係員が配備されるなど、異例の措置が取られた。
(フロントロウ編集部)