1000円台で買えるアイテムを上品に昇華
2019年の年末から2020年の年始にかけて、普段暮らしているイギリスの喧騒を離れ、夫ヘンリー王子と長男アーチーとともに、カナダ・バンクーバーでのんびりと休暇を過ごしたメーガン妃。
年明け初の公務となったのは、1月7日行なったロンドン市内にあるカナダ高等弁務官事務所の「カナダ・ハウス」への訪問だった。
ブラウンのロールネックニットに光沢のあるサテンスカート、Jimmy Choo(ジミー・チュー)のベルベットパンプスにReiss(レイス)のキャメルカラーのテイラードコートを羽織った、上品な大人の“ラテガール”コーデで登場したメーガン妃。
スタイリッシュで高貴なイメージの着こなしだが、英Marie Claireによると、驚くことに、メーガン妃がこの日着用していたニットは、プチプラブランドのH&M(エイチ・アンド・エム)で1,799円で販売されている、お買い得な一品だった。
首回りと袖口がリブ編みになったファインニットのトップスは、1000円台という手頃な値段からは想像できないほどのソフトな着心地で、一般の顧客からも大好評。英H&Mのオンラインストアには、5つ星のレビューが続き、「気に入りすぎて、3色買いした」、「安いのにハイクオリティで驚いた」と絶賛コメントが並んでいる。
これらの口コミをメーガン妃が読んだかは不明だが、年始からお値打ちなアイテムをトレンドの“ラテカラー・コーデ”に取り入れて、上手に高見えさせたセンスの良さには脱帽。
ちなみに、メーガン妃がこの日履いていたサテン素材のスカートも、ヨーロッパでは比較的庶民派なブランドとして知られるMassimo Dutti(マッシモ・ドゥッティ)のもの。販売価格は89.95ポンド(約12,800円)となっている。
なお、メーガン妃とヘンリー王子は日本時間の1月9日未明に今後はロイヤルファミリーの高位王族としての地位を退くことを正式に発表。メーガン妃のプチプラアイテムを使ったファッションには、今後、より民間人に近い立場となり地に足のついた生活を送っていくことへの意思が表れていたのかもしれない。(フロントロウ編集部)