海で遭難した男性の救助にひと役買う
今年のゴールデン・グローブ賞で作品賞を含む最多3冠を達成した、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で主演を務めた俳優のレオナルド・ディカプリオが、バケーション先のサン・バルテルミー島(別名セント・バーツ島)付近の海で、船から転落して遭難した男性の救助にひと役買っていたことがわかった。
米Peopleによると、事故が発生した当時、恋人でモデルのカミラ・モローネや複数の友人と一緒に、事故現場付近の海でクルージングを楽しんでいたレオナルドは、酔っぱらって海に転落し行方がわからなくなっていた男性が乗っていた船からの援助要請を受け、男性の捜索を手伝うことを快諾。
レオナルドたちが捜索を開始した時点で、男性が海に転落してからすでに数時間が経過していたが、幸い、事故発生から約11時間後に男性はレオナルドが乗っていた船に発見され、救助された。ちなみに、援助要請に応答してくれたのはレオナルド一行の船だけだったそうで、レオナルドたちが男性を救助していなければ助からなかった可能性が高いという。
ご存じの方も多いと思うが、不朽の名作映画『タイタニック』でレオナルドが演じたジャックは、沈没したタイニック号から脱出するも、救助が間に合わず氷点下の海の中で凍死するという、悲しい結末を迎える。自身が演じた役は、救助されることなく海の奥底へと沈んでしまったが、現実世界では1人の男性の命を救うことができたよう。
ちなみに、この出来事が起こったのは、現地時間1月5日に行なわれたゴールデン・グローブ賞授賞式の約1週間前のことだそう。(フロントロウ編集部)