エミリーが複雑な胸中明かす
今から約6年前の2013年に、シンガーのロビン・シックとファレル・ウィリアムス、ラッパーのT.I.のコラボ曲「ブラード・ラインズ(Blurred Lines)」のMVに上半身裸で踊りまくる役で出演し、一躍時の人となったモデルのエミリー・ラタコウスキー。
今でこそその抜群のスタイルから「神ボディ」と称され、世の女性の憧れの存在となっているエミリーだが、12歳でバストがDカップもあったことで、思春期には早熟すぎる自らのボディに戸惑い、悩んだ時期も。しかし、母から「あなたのカラダはこうであって、それも含めて“あなた”なの。だから悩む必要なんかない」と励まされたことで、自分自身を受け入れることができるようになり、良い意味でその恵まれた体を武器にモデルとして活動を始め、現在の地位を築き上げた。
そんなエミリーが、自分の体が整形によって作られたニセモノではなく、“本物”であることを証明するためによく人に見せる写真があるという。それがコチラの写真。
エミリーがまだ14歳の時に撮影されたこの写真を、以前は人に見せるのが好きだったというエミリーだが、最近になって彼女の心境に変化が表れはじめたという。その理由について、エミリーは写真に添えた長文のメッセージのなかでこう綴っている。
「以前は、私の体がナチュラルであることを証明するために、14歳の時に撮ったこの写真をみんなに見せるのが好きだった。でも今ではこの写真がこの世に存在することが悲しい。この写真に写る私はまだ子供だった。14歳の私に、私にはこの体以上の価値があることを世界に教えて欲しかった。
とはいえ、モデルの仕事やインスタグラムの“いいね”を通して勇気づけられたことで、自分の体やセクシャリティに自信がついたこともまた事実。幸い、私は“セクシー”であることよりも大切なことを、自分自身の中に見つけることができました。だから、もし今これを読んでいる人のなかに、この写真の中の私と同じ14歳の人がいたら、今は何も心配しないでと言いたい。
たくさんの本を読んで、あなたがインスタグラムで目にしているものは、人間が持つ美しさのほんの一部でしかないということを知ってほしい」
エミリーのこのメッセージには、ファンから15,000件以上のコメントが集まっており、シンガーのセレーナ・ゴメスも「よく言った!あなたが大好き!」とエミリーの意見に賛同している。(フロントロウ編集部)