ロイヤルキッズの日常
ロイヤルファミリーで、将来の英国王であるジョージ王子のナニー(※子守り)を、王子が生後数ヵ月の頃から務め、現在はシャーロット王女、そしてルイ王子の面倒もみているマリア・ボラーロは、乳幼児のケアや教育を専門に学べるイギリスのノーランド大学で学んだ経歴を持つ。
そんなノーランド大学で、イギリスのナニー史について研究した作家のルイーズ・ヘレンが、マリアも使っていると見られる子育て法を明かした。
王室メンバーとして国民の前に立ち、世界のリーダーたちと会う機会も多い王子や王女。そこでナニーやウィリアム王子とキャサリン妃夫妻は、子どもたちには出かける前にしっかりと、何が起こり、誰と会い、そしてどう行動するべきかを説明するそう。例えば、手を振る国民には手を振り返すべきだと教えているという。
また、すでにスペイン語とフランス語を学んでいるロイヤルキッズは、スペイン人であるマリアとの会話のなかで、英語ではなくスペイン語やフランス語での話し方を練習することもあるそう。
“イギリスを代表する子どもたち”の子育ては、行動から言葉まで、“子育てする側”にもかなりのレベルが求められるよう。
今からでも取り入れられる子育て法も
一方で、すべての子育てに活用できる子育てのヒントもあるよう。
それは、物事を計画する時には子供たちも一緒に行なうこと。
公園に行くことや、一緒に料理をすること、本を読むことなど、子どもたちとどう時間を過ごすかは様々。そんな時に、選択肢のなかから子供と一緒に計画することは、子どもたちに自分で選ぶということを学ばせることができ、その経験から良い心が育まれるという。(フロントロウ編集部)