メーガン妃&アーチーとまだ合流せず
イギリス王室の高位王族としての立場を退き、今後は経済的に自立するとともに、イギリスとカナダの2ヵ国を行き来しながら生活していく意向を明らかにしたヘンリー王子と妻のメーガン妃。
ヘンリー王子夫妻の前代未聞の決断に世界中に激震が走るなか、ロイヤルファミリーの“家族サミット”が行なわれ、その後、エリザベス女王が夫妻の決断を全面的に支持することを発表し、2人が王室から離脱することが確定した。
チャールズ皇太子とウィリアム王子も参加したこの家族協議には、年明けに一度はイギリスへと戻ったものの、王室の第一線を退くことを発表した直後に長男アーチーを残してきた年末年始休暇先のカナダにとんぼ返りしたメーガン妃も、電話を通じて参加するとみられていたが、結局のところ、「その必要性は無い」というヘンリー王子の判断から、不参加となったと伝えられている。
王室離脱騒動を機に、これまでにも増して世間の風当たりが強くなるなか、メーガン妃はアーチーとともに不安な日々を過ごしているとみられるが、ヘンリー王子は家族サミットの終了後、エリザベス女王の公式声明の発表により、騒動に一旦の決着がついてからも、メーガン妃のもとへは戻らず、単身イギリスに残っている。
「ラグビー」を優先し単身イギリスに残る
米Peopleによると、その理由は「ラグビー」。
ヘンリー王子は、自身がパトロンを務めるラグビー・フットボール・リーグのために、来たる1月15日木曜日に、バッキンガム宮殿内開催される「ラグビーリーグ・ワールドカップ」の関連イベントを主催することが以前から決まっており、その責務を果たすため、イギリス国内に留まっているという。
ちなみに、ヘンリー王子は、2019年の9月20日から11月2日にかけて日本で行なわれたラグビーワールドカップを観戦するために来日。
その際に対面したモナコ公室の大公アルベール2世は、ヘンリー王子から「いじめられていると感じる」と相談を受けたことを明かしていた。
ラグビー・フットボール・リーグでは、男子チーム、女子チーム、そして車いすチームのトーナメントが行われる。15日のイベントは、ヘンリー王子にとって騒動後初の公の場となるが、イギリス国民たちからどのような視線が向けられるのか、ヘンリー王子がこの場で何かを語る事になるのかに注目が集まっている。(フロントロウ編集部)