オークワフィナという芸名に特別な思い
現地時間1月5日に開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式で、アジア系女優として初めてコメディ/ミュージカル部門(映画の部)の主演女優賞を受賞した、オークワフィナ(Awkwafina)。
中国系アメリカ人の父と韓国系アメリカ人の母を両親に持つアジア系ながら、人種の壁を乗り越えて、これまでに『オーシャンズ8』や『ジュマンジ/ネクスト・レベル』といった数々のハリウッド映画に出演してきた実績を持つ、まさに今ノリにノッてるオークワフィナが、米New York Timesのインタビューで一風変わった芸名への特別な思いを明かした。
このインタビューで、将来的に本名のノーラ・ラムの名で活動する可能性について聞かれたオークワフィナは、「今すぐに変えるということはないかな。可能性がないわけじゃないけど」と言うと、続けて「オークワフィナという名前は子供の頃に思いついたものだったの。私にとって“彼女”はただのペルソナ以上の存在。それこそ最初の頃は、自信に満ちあふれた別人格みたいな感じだった。パニック障害のノーラとは違ってね」と、オークワフィナという芸名が誕生した経緯を明らかに。
さらに、「大人になって、オークワフィナという名前が書かれたものを目にするようになって、この名前に感謝するようになった。(撮影所にある)キャスト用のイスや撮影の予定表に“オークワフィナ”と書かれているのを見るのは、私にとってとても意味のあること。だから、今すぐ彼女を排除する気にはなれない」と、率直に胸の内を語った。(フロントロウ編集部)