愛犬に暖を取らせようとしたら…
今も熱狂的な人気がある映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公のハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフが、なんとホームレスに間違えられてしまった出来事をトーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー(The Graham Norton Show)』で明らかにした。
子役時代から大作に出演したことで、昔から街で声をかけられたり、ファンから追いかけられたりされることが多いというダニエルだが、最近保護した“愛犬”が理由でホームレスに間違えられてしまったことがあるという。
現在、ニューヨークを生活の拠点にしているダニエルは、恋人のエリン・ダークと一緒に迎え入れた愛犬と一緒に買い物に出かけた時に、その“事件”は起きたという。
とある寒空の日、ダニエルは愛犬と共にエリンの買い物を店の外で待っていた。この日はとくに気温が低かったためダニエルはフードを被り、服を何枚も重ね着して暖かくしていたそう。一緒にいる犬も寒そうにしていたことから、ダニエルは手で犬を撫でて体を温めてあげようとしていた。
その時ダニエルは、遠くから自分を見て微笑みかけてくれる男性がいることに気がついた。その男性と目が合ったダニエルは、軽くアイコンタクトを取ってすぐに犬の体を温める作業に戻ったのだが、目が合った男性は、一度はダニエルの前を通り過ぎるも、すぐに戻ってきた。
そして男性は、「暖かいコーヒーでも飲みなさい」と言って、なんとダニエルに5ドル札(約550円)を渡してきたという。
完全にホームレスと間違えられてしまったエピソードを語ったダニエルは、「結構いい服を着ていたと思っていたんだけど…」と一度は反論したが、「ハリー・ポッターだって認識されるには、もう少しちゃんとひげを剃らないといけないなって思わされたよ」と笑って話した。
(フロントロウ編集部)