会場には“誰もいない”
毎年、米ハリウッドのドルビー・シアターで開催される映画の祭典アカデミー賞授賞式。
映画芸術科学アカデミーが主催するアカデミー賞受賞式は、8,000以上からなるアカデミー会員によって選ばれた最も優れた作品・役者・制作陣が発表される、映画関係者にとっての大舞台。
この賞を獲得した者には「オスカー俳優」などといった肩書が与えられ、その成功が称えられる由緒ある授賞式。この授賞式に2019年に映画『女王陛下のお気に入り』で参加し、見事、主演女優賞を獲得したオリヴィア・コールマンが、会場にいる人しか知らないアワード会場のヒミツをトーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー(The Graham Norton Show』』で明かした。
この回の番組には、アカデミー賞授賞式に参加したことがあるヘレナ・ボナム・カーターやチャドウィック・ボーズマンも出演しており、オリヴィアは授賞式中の会場の様子についてこんなことを話した。
「オスカーの良いところと言ったら、席のすぐ後ろにバーがあるところね。だからほとんどの間、みんな後ろのバーにいるの。だからみんな膀胱がパンパンよ。そして、誰かに『今、最優秀ドキュメンタリーが表彰されます!』って言われて、みんなせっせと席に戻るのね」
アカデミー賞授賞式は世界中で生中継されるアワード。画面を通して見ていると、セレブをはじめとした参加者は、いつも席に座っているように見えるけれど、じつは、アワード最中は、ほとんど誰も座っていないというまさかの事実を暴露。
これにヘレナも「席には誰も座ってないわね、それは事実よ」と同意し、チャドウィックもうなずいていた。
(フロントロウ編集部)