フランチェスカが手こずったダンスは…
ついに1月24日に日本公開される映画『キャッツ』は、シンガーのテイラー・スウィフトや人気司会者のジェームズ・コーデン、そして人気俳優のイドリス・エルバから大御所俳優のジュディ・デンチまで、かなりの豪華俳優が共演を果たした。
そんな『キャッツ』で主演を務めたのが、世界三大バレエである英国のロイヤル・バレエでプリンシパルを務めるトップバレエダンサーのフランチェスカ・ヘイワード。
フランチェスカにとって、『キャッツ』は初主演映画。そんな記念の映画で、バレエ以外のダンスや歌、そしてVFXを意識した撮影など、かなりの多くのことに挑戦することとなったフランチェスカだけれど、自身の得意分野であるダンスですら、手こずった時があったそう。
「(1番難しいと感じた振り付けは)タップダンスなの。体重をいろんなところにかけるバレエとは違うスタイルだから。私は今までつま先で立てるように訓練してきたわけなんだけど、(タップダンスのシーンでは)かかとに体重をかけるように言われて。でもそれだと回れなくて(笑)」
ロイヤル・バレエで踊るフランチェスカ。
バレエというダンスを極めたフランチェスカだからこそ、逆に、重心を置く場所や身体の動かし方が違うタップダンスはなかなか難しかったよう。
多くのダンサーが集まった撮影現場
しかし、バレエダンサーからタップダンサー、そしてヒップホップダンサーからブレイクダンサーまでが集まった現場は、フランチェスカにとってとても刺激的だったという。
「レ・トゥインズとかね。何人かの男性ダンサーが私の隣で、空中に飛んで3回転とかするの、何回も。すごく簡単に(笑)。圧倒されちゃった。それから、バレエにももっと取り入れられたら良いなって思った。お互いにかなり多くのことを学べるのは、すごく良いことだと思うから」
バレエ界の至宝フランチェスカが、様々なダンスを踊り、歌まで披露する映画『キャッツ』は、1月24日より全国ロードショー。(フロントロウ編集部)