「オールウェイズ・リメンバー・アス・ディス・ウェイ 」レディー・ガガ
レディー・ガガが初主演を務めた2018年公開の映画『アリー/スター誕生』の劇中歌。ガガ演じる主人公のアリーが、俳優のブラッドリー・クーパー演じるジャクソン・メインとのかけがえないのない日々に思いをはせて歌った、まさに“泣ける1曲”。ちなみに、ガガとブラッドリーがデュエットした本作の主題歌「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』愛のうた」は、アカデミー賞最優秀歌曲賞を受賞している。
「バッドガイ」ビリー・アイリッシュ
独特の感性と人々を惹きつけるカリスマ的な魅力で、“次世代の歌姫”の名を欲しいままにしているビリー・アイリッシュの大ヒットシングル。「私はあなたの母親を悲しませるタイプ」「あなたの父親を誘惑しちゃうかも」といった過激な歌詞は、ビリーによると、「『私はヤバイ』って言っているやつにかぎって、実際はヤバくない」という、“あるある”への皮肉が込められているのだそう。
「ブリング・マイ・フラワーズ・ナウ」タニヤ・タッカー
今年度のグラミー賞で4部門でノミネートされているタニア・タッカーは、勢いのある若手ぞろいの年間最優秀楽曲賞の候補者のなかで、唯一のベテラン。同曲は、17年ぶりに全曲新曲で構成された2019年発売のアルバム『ホエア・アイム・リヴィン』からのシングルで、どこか昔懐かしさを感じさせるメロディーと歌詞が、世代を問わず耳になじむ1曲となっている。
「ハード・プレイス」ハー(H.E.R.)
デビュー当時、徹底したミステリアスさ演出し、「正体不明のシンガー」として売り出して話題になったR&Bシンガー、ハーのセカンドアルバム『アイ・ユースト・トゥ・ノウ・ハー』に収録されている実体験をもとにしたラブソング。愛する人と何かとの間で板挟みになって“どうすればいいのかわからない”という、恋愛で難しい立場に置かれた時の複雑な心情を綴った歌詞が共感を呼んでいる。
「ラヴァー」テイラー・スウィフト
恋人で俳優のジョー・アルウィンとのゴールインが囁かれるテイラー・スウィフトが、“永遠の愛”について歌ったシングル。「私のハートはずっと借りられたまま/あなたのハートはずっとブルー/あなたと結ばれるなら、終わりよければ全てよし」という、西洋式のウェディングを連想させる歌詞が登場することから、海外で“結婚式の定番ソング”としての重要が高まっている。
「ノーマン・ファッキン・ロックウェル!」 ラナ・デル・レイ
「最高傑作」との呼び声も高い、ラナ・デル・レイの6作目のアルバムと同名のシングル。タイトルの「ノーマン・ファッキン・ロックウェル!」は、アメリカを代表する画家のノーマン・ロックウェルになぞってつけられたもので、ラナは「天才的なアーティストなのに、自分のことをクズだと思っている人について歌ったもの」と説明している。
「サムワン・ユー・ラブド」 ルイス・キャパルディ
1月9日に自身初となる一夜限りの単独来日公演を行なったルイス・キャパルディの代表曲。獲得臓器提供チャリティ「Live Life Give Live」とコラボして作った、臓器移植に関わる2組の家族の感動的な実話を描いたミュージックビデオが「最高に泣ける」と話題で、現在、YouTubeで再生回数8,000万超を記録している。気になる方は以下の動画をチェック。
「トゥルース・ハーツ」 リゾ
2019年に一気にスターダムを駆け上がったリゾの一度聴いたらクセになる、フラれた元カレにサヨナラ宣言をするパワフルなアンセム。「DNAテストを受けたの/結果、私は100%のビッチだった/あんなに泣いたのに」という強烈なフレーズから始まる同曲は、“もう自分自身やキャリアを犠牲にするような恋愛はしない”と声高に歌う、ポジティブな失恋ソングとなっている。
(フロントロウ編集部)