ラテン系の2大歌姫による豪華ステージ
米現地時間2月2日(日)、フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで開催された第54回スーパーボウルで、NFC王者に輝いたサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)と、AFC王者を制したカンザスシティ・チーフスが激突。真の王者の座をかけて熱戦が繰り広げられるなか、世界中のNFLファンが注目する一戦の合間に行われるハーフタイムショーに、今年はジェニファー・ロペス(50)とシャキーラ(43)が登場した。
オープニングを飾ったラテン・ポップを代表する歌姫シャキーラは、「ヒップス・ドント・ライ(Hips Don't Lie)」や「シー・ウルフ(She Wolf)」、「エンパイア(Empire)」「ホウェンネヴァー、ホウェアエヴァー(Whenever, Wherever)」とヒット曲を次々と披露。
途中でサプライズ登場したラテン系ラッパーのバッド・バニーと、彼のヒット曲「アイ・ライク・イット(I Like It )」を熱唱するシーンもあった。
続いてシンガーだけでなく女優としても活躍するジェニファーがステージに姿を現すと、観客から大きな歓声がわき上がり、会場の熱気も最高潮に。
自身がプロデュース&主演を務めた映画『ハスラーズ』で習得したポールダンスで観客を魅了し、シャキーラ同様、「ジェニー・フロム・ザ・ブロック(Jenny from the Block)」や「ゲット・ライト(Get Right)」、「オン・ザ・フロア(One The Floor)」 といったヒット曲のメドレーを披露した。また、パフォーマンスの途中でジェニファーの愛娘エメちゃんが登場し、夢の母娘共演も実現。2人でジェニファーのヒット曲「レッツ・ゲット・ラウド(Let's Get Loud」を熱唱した。
最後にシャキーラの楽曲で、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会の公式テーマソングの「ワカ・ワカ(Waka Waka)」を2人で一緒に歌って踊り、ラストは軽快なリズムが響き渡るラテン系の音楽に合わせた妖艶なダンスでフィニッシュ。
アーティストにとって夢の舞台のひとつでもあるハーフタイムショー。ジェニファーとシャキーラの今回のパフォーマンスはファンから概ね高評価で、大成功に終わったと言える。
ちなみに、キックオフ前の国歌斉唱はデミ・ロヴァートが担当。つい先日行なわれたグラミー賞授賞式に続く久々の大舞台で、再び堂々とした歌声を披露し、こちらもファンから「やっとデミの時代が来た!」と称賛する声が相次いでいる。
(フロントロウ編集部)