ビリー・アイリッシュの兄が『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を鑑賞
デビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』が大ヒットし、第62回グラミー賞授賞式では、約39年ぶりに主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュ。ビリーの兄でプロデューサーとしても活躍しているフィニアス・オコネルは、グラミー賞で主要4部門と年間最優秀プロデューサー賞を受賞し、他のシンガーにも楽曲を提供するなど音楽業界で名を知らない人がいないほど人気で引っ張りだこ。
そんなフィニアスが、米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演。その際司会者のジミー・ファロンが、ビリーが担当することになった映画『007』の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のテーマ曲についてフィニアスから何か情報を聞き出そうとするものの、「観客の中にいるダブルオーのエージェントから、もし何か言うと注射針のダーツを食らうよ」と冗談交じりに返答し、詳細は何も教えなかった。
しかしフィニアスは、「映画はよかったよ」とポツリとつぶやくと、ジミーはいてもたってもいられず「なに?映画をみたの?」と食い気味に質問。テーマ曲を作り上げるにあたり映画を見ることは大切な作業。しかし業界内でもファンが多い『007』シリーズともなると、どんな作品になるのか気になるのは確か。ジミーは興奮気味に何かを聞き出そうと必死になると、その様子が面白かったのか、フィニアスは「いくつか教えてあげよう…。最高だった」とからかう一方で、結果的に映画の感想は「最高だった」というたったひと言だけだった。
日本時間2020年2月9日にハリウッドのドルビー・シアターで行なわれる第92回アカデミー賞で、ビリーは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を歌うのでは?とウワサされており、もしアカデミー賞授賞式で発表されるとなると、この時が初お披露目となる。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の内容も気になるけれど、ビリーが歌いフィニアスがプロデュースした主題歌も気になるところ。(フロンントロウ編集部)