「厚塗り感」や「メイク崩れ」を起こしやすい大人世代のベースメイクをフレッシュに仕上げるメイクのコツを海外のプロが伝授した。(フロントロウ編集部)

厚塗り感が出やすい大人肌

 年齢を重ねるにつれて、徐々に肌の質感や化粧ノリが変わってくる大人世代。シミやくすみを隠そうと、ついベースメイクを厚塗りしがちだけれど、塗りすぎたファンデーションやコンシーラーは肌に密着しづらく、逆にほうれい線や目元のシワに入り込んで、なんだか残念な仕上がりに。

 でも正直、トレンドの薄づきメイクは心もとない…。そんな悩める大人世代のために、セレブを手掛ける海外のプロがしっかりカバーしながらも、自然なツヤ肌に仕上げる方法をアドバイス。

 美魔女で知られるシンガーのジェニファー・ロペスをはじめ、ビヨンセグウェン・ステファニーなど、40代以上のクライアントを多く持つ超一流メイクアップアーティストのスコット・バーンズが、肌を若々しく見せるベースメイクのコツを米メディアByrdieで紹介した。

大人のベースメイクは、保湿の連続!

 美しいベースメイクを仕上げる一番のコツは、とにかく保湿! スコットいわく、とくに年齢を重ねた大人肌はしっかり保湿しないと、ファンデーションやコンシーラーが肌に密着せず、結果として厚塗りにつながってしまうという。

下準備が何より大事

 まずメイクの土台は、なんといってもみずみずしい肌。スコットは「ベースメイクを塗る前に、肌に充分な水分が含まれている必要がある」と肌の下準備として必ず保湿クリームを塗るようアドバイス。

画像: 下準備が何より大事

 とくに彼のお気に入りは、仏コスメブランド「ドゥ・ラ・メール」の保湿クリーム「クレーム ドゥ・ラ・メール」。こっくりとしたリッチな質感で保湿効果が高く、多くのクライアントに使用していると明かした。

ファンデーションには“オイル”

 次にファンデーション。ジェニファー・ロペスのような輝くツヤ肌を長時間維持するためにスコットが行なっているのが、ファンデーションに“オイル”を混ぜること。

画像: ファンデーションには“オイル”

 保湿力がグンと上がるだけでなく、少量で伸びが良くなるため、本来のカバー力を保ちつつ軽い仕上がりになるそう。またオイルの力でファンデーションが肌にしっかり密着しやすくなるため、シワが目立ちにくくなるともコメントした。

 もっとカバー力が欲しいけれど、ヨレやすい目元やほうれい線まわりは、明るいコンシーラーを指でぽんぽんとなじませ、パウダーを軽く塗っておけばOK。

仕上げはメイクキープスプレー

 最後の仕上げにメイクキープスプレーを顔全体に吹きかけてフィニッシュ。マット仕上がりのスプレーを選ぶとシワが目立ちやすくなるため、なるべく保湿力の高いスプレーを選ぶのがポイント。メイクの密着度をさらに高めたい場合は、保湿効果の高い「グリセリン」や「ヒアルロン酸」が含まれているかチェックして。

画像: 仕上げはメイクキープスプレー

 ちょっとした工夫で仕上がりがグッと変わるベースメイク。最近なんだか化粧ノリが悪いかもと感じたら、プロのテクニックを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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