任天堂とソニーが共同開発していたものの発売されることなく終わった幻のゲーム機「Nintendo Playstation」のプロトタイプがアメリカでオークションに出品されており、まだ20日以上の入札期間が残っているにもかかわらず、3,000万円を超える高値をつけている。(フロントロウ編集部)

任天堂とソニーの幻の共同開発

 コレクターアイテムのオークションハウスである米ヘリテイジ・オークションズに出品されている「Nintendo Play Station Super NES CD-ROM Prototype」は、1990年代に任天堂とソニーが共同開発していたものの後に中止となった、スーパーファミコンとの互換性を持つCD-ROMドライブ搭載ゲーム機のプロトタイプ。

画像1: 任天堂とソニーの幻の共同開発

 プロトタイプは200台製造されたものの、この1台を除きすべてのプロトタイプが処分されたと言われているため、これが現存する唯一のプロトタイプだとされている。さらにファンを歓喜させているのが、このNintendo Playstationのプロトタイプはしっかり起動するということ。ヘリテイジ・オークションズは公式サイトで、「スーパーファミコンのカートリッジを使ってモータルコンバットをプレイした我々が、このプロトタイプが動作することを証明します」としている。

画像2: 任天堂とソニーの幻の共同開発

 同記事の執筆時点でのオークションの残り時間はあと21日。そんななか落札額は早くも350,000ドル(約3,850万円)に達している。世界に一つだけと言われる幻のゲーム機Nintendo Playstationのプロトタイプのオークションは、Heritage Auctionの公式サイトにて開催中。

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