一夜を共にしたらもれなくついてくる“特典”とは?
マイリー・サイラスの父でカントリーシンガーのビリー・レイ・サイラスをフィーチャリングに迎えた異色のカントリーラップソング「オールド・タウン・ロード(Old Town Road)」が、昨年、全米シングルチャートで驚異の19週連続でナンバー1を獲得し、さらに今年のグラミー賞で初ノミネートにして2部門で受賞を果たした、リル・ナズ・X。
まさに今ノリにノッているリル・ナズは、昨年、人気絶頂のさなかに同性愛者であることをカミングアウト。2019年9月の時点では恋人がいたようだが、その男性とはすでに破局してしまったようで、バレンタインデーから数日後、急に人肌が恋しくなったのか、体をぴったりと密着させてイチャイチャするカップルの写真をツイッターにアップして、「こういうのを欲してる」とコメント。
want what they have pic.twitter.com/NfO955y2Mc
— nope (@LilNasX) February 17, 2020
それから約15分後に、「僕のことを欲しい人はいない?」とツイッターを通じて自分に興味がある男性はいないか呼びかけた。
who want me? i make music, i be funny on twitter sometimes, and i have a lightning mcqueen twin bed.
— nope (@LilNasX) February 17, 2020
ちなみに、ファンをザワつかせたのは「僕のことを欲しい人はいない?」のあとに続く自己PR文。「音楽を作ってる。あと、たまにツイッターでおもしろいことを言う」とここまでは良かったが、夜のお誘いとも取れる口説き文句としてリル・ナズが放ったのは、「ライトニング・マックイーン仕様のツインベッドもあるよ」というひと言。
ライトニング・マックイーンとは、ディズニー/ピクサー映画『カーズ』シリーズの主人公のことで、彼が言う“ライトニング・マックイーン仕様のベッド”は恐らくこんな感じ。
リル・ナズは普段からよくツイッターで冗談を言っているので、この口説き文句は彼の渾身のジョークである可能性が高いが、たとえ嘘であっても「ライトニング・マックイーンのベッド」をアピールポイントとして用いるあたりはさすが。(フロントロウ編集部)