オーストラリアの慈善公演で7億円近く集まる
オーストラリアで起こっている大規模な森林火災の被災者たちを支援する慈善公演FIRE FIGHT AUSTRALIAには、クイーン+アダム・ランバートをはじめアリス・クーパーやオリヴィア・ニュートン・ジョン、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーなどの豪華アーティストが集結。
シドニーのANZスタジアムで行なわれた公演には、7万人以上のファンが駆けつけ9時間超えの公演が行なわれた。なかでも大いに盛り上がったのはクイーン+アダム・ランバートで、彼らは1億人の飢餓を救うというスローガンのもと、アフリカ難民救済を目的として1985年にイギリスで行なわれたライブエイドと同じセットリストを再現。クイーンにとって伝説のステージとされたライブエイドと同じセットリストでアダムがパフォーマンスするとは、クイーンやアダム、そしてファンにとってもかなり感慨深いこと。
クイーンはFIRE FIGHT AUSTRALIAでの「伝説のチャンピオン(ウィー・アー・ザ・チャンピオン)」と「ウィー・ウィル・ロック・ユー」のパフォーマンス映像をYouTubeチャンネルに公開。
ファンの声が映像に入るほど大盛り上がりした公演。ギタリストのブライアン・メイは「最高だったよ。ライブエイド以来こんな気持ちになったことはなかった」とインスタグラムで語っており、アダムも「昨夜FIRE FIGHT AUSTRALIAでパフォーマンスが出来てとても光栄だった。なんて価値のある活動だ」インスタグラムで反応した。
この慈善公演では、これまでの寄付金はもちろんライブのチケット代やグッズ代をはじめ食べ物代や飲み物代なども合わせ、トータルで7億円近く(9500000オーストラリアドル)のお金が集まったようで、さらに2月28日には米FOXでもこの公演の様子が放送されるため、まだまだ募金は集まりそう。(フロンントロウ編集部)