韓国でお留守番だったヒョンジュン君
2020年度の第92回アカデミー賞で、アジア映画として初めて作品賞を受賞し、さらに、監督賞や脚本賞といった主要部門にも輝く偉業を成し遂げた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』。

アメリカで開催されたアカデミー賞授賞式では、ポン・ジュノ監督や主演のソン・ガンホから、プロデューサーのクァク・シンエや配給会社の会長まで、作品に携わった人々が勢ぞろいしていたけれど、作中でパク・ダソンを演じた2011年生まれの8歳チョン・ヒョンジュン君は、韓国でお留守番に。
しかし、韓国から“家族”を応援していたヒョンジュン君も、『パラサイト 半地下の家族』のアカデミー賞受賞が決定した際には、大興奮だったよう。
PARASITE PARTY: 10-year-old #Parasite #기생충 star Jung Hyeon-jun might have been too young to go to the #Oscars – but he still enjoyed the excitement of the best picture win. #AcademyAwards pic.twitter.com/sbn71fJ44z
— AP Entertainment (@APEntertainment) February 18, 2020
※韓国では、生まれた時の年齢が1歳。また、元日に年齢が切り替わるため、日本では8歳となるヒョンジュン君だが、動画では10歳と言っている。
テレビを見ていたヒョンジュン君は、発表の瞬間、ソファにバタッと寄りかかり脚をバタバタして大喜び。撮影でお世話になった俳優やスタッフの様子を見て、ニヤっと笑うと、バッと立ち上がってダンス!
まだ子供のヒョンジュン君が、現場でその喜びを映画の中の“家族”と分かちあうことはできなかったけれど、歴史的作品となった『パラサイト 半地下の家族』に出演したことは、彼の人生を豊かにすることは間違いない。(フロントロウ編集部)