子役出身の実力派美少女が大抜擢
ドラマ『ゴシップガール』のスピンオフ版(タイトル未定)の主役に子役出身の俳優エミリー・アリン・リンドが抜擢されたことが米Deadlineの報道で明らかになった。
現在17歳のエミリーは、2008年の映画『リリィ、はちみつ色の秘密』でデビュー。その後人気ドラマ『リベンジ』でエミリー・ヴァンキャンプが演じた主人公の幼少期を演じたほか、2011年に公開されたクリント・イーストウッド監督・レオナルド・ディカプリオ主演の映画『J・エドガー』など話題の映画やドラマの数々に出演。
最近では、2008年公開のキアヌ・リーヴス主演作『レプリカズ』に出演したほか、1980年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の映画『シャイニング』の続編として2019年11月に公開された映画『ドクター・スリープ』でスネーク・バイトアンディを演じ、確かな存在感で「あの金髪の美少女は誰? 」と話題になった。
主人公の「キャラ設定」がちょっとだけ判明
2007年から2012年まで計6シーズンが放送されて社会現象的大ヒットを記録し、日本にも根強いファンを持つ『ゴシップガール』の待望のスピンオフ版で、エミリーが演じるのは、主人公のオードリー。
オードリーは、長い期間交際している恋人がいるものの、そこから一歩踏み出した「外の世界には一体どんな事が待ち受けているのだろう?」と興味を持ち始めるというキャラクターだという。
シーズン6のフィナーレから8年後が舞台となるスピンオフ版では、「ゴシップガール」の社会的監視の下に置かれることとなった、ニューヨークの私立高校に通う新たな世代の若者たちにスポットライトが当てられ、SNSの普及により大きく変化したニューヨークの様子なども描かれる。
オリジナル版では、街の有名人たちのウワサをタレこむ匿名サイトの“謎の主”として描かれた「ゴシップガール」。その正体探しがシリーズを通して重要な焦点となったが、引き続き、制作総指揮と脚本を務めるジョシュ・シュワルツは、スピンオフ版では「ゴシップガール」の正体は最初から判明していると断言。SNSの普及とともに“みんなが「ゴシップガール」になる”という興味をそそられるコンセプトを明かしている。
オリジナル版への出演で一躍スターダムを駆け上がった、ブレイク・ライブリーやレイトン・ミースター、ペン・バッジリー、チェイス・クロフォード、エド・ウェストウィックといったメインキャストたちや、そのほかの出演者がスピンオフ版にカムバックするか否かは、世間から大きな注目を集めているが、現時点で発表されているのは、「ゴシップガール」のアイコニックな声を担当したドラマ『ヴェロニカ・マーズ』のクリスティン・ベルが続投するという情報のみ。
スピンオフ版は、時代の流れと足並みを合わせるという意味でも、性的指向や人種など、より多様性を重視したキャラクター設定やストーリー展開になると伝えられている。主人公オーブリーを演じるエミリー以外のキャストには、どんな顔ぶれが集結するのか、続報に注目! (フロントロウ編集部)
※エミリーの年齢に誤りがあったため修正しました。