アイリス・ロウがパリコレデビュー
映画『シャーロック・ホームズ』や『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などの数々の名作に出演するイギリス人俳優ジュード・ロウとイギリス人女優のサディ・フロストの間に誕生したアイリス・ロウは、何度も日本に足を運び長期滞在するほどの親日家としても知られている。
2016年からモデルとしてのキャリアをスタートさせ、バーバリー(Burberry)のコスメの広告塔となったり、数多くのファッションイベントに登場したりして活躍してきたアイリスが、ついにモデルとしての大舞台であるパリコレでデビューを果たした。
アイリスがランウェイを歩いたのは、プラダ(Prada)のセカンドラインとして1993年に誕生したミュウミュウ(Miu Miu)のコレクション。ミュウミュウの2020年秋冬コレクションでは、お得意のビジューがついたアイテムや秋冬には欠かせないチェック柄やレオパードのアイテムがお披露目された。
そんなミュウミュウの2020年秋冬コレクションでアイリスは、ビジューがつけられたシースルーのトップスにイエローをアクセントにしたブラックのスカートをはいて、80年代を彷彿とさせるようなスタイルで登場。
アイリスはファッションショーでランウェイをウォーキングするのが初めてだったため、友人でモデルのジョーダン・ダニエルにウォーキングを指導してもらったよう。またミュウミュウのショーの数日前に同じくパリで行なわれたヴァレンティノ(Valentino)のショーで最前列に座ったアイリスは、「ヴァレンティノのショーを見ていた時にはミュウミュウ(のコレクション)でウォーキングすることを知っていたから、モデルがどのようにして歩いているのか、何が好きなのかに間違いなく集中し、(そこで見たもの)を自分のウォーキングにも取り入れた」と、モデルたちのウォーキングを見て研究していたことをMiss Vogueに明かした。
アイリスはジジ・ハディッドやベラ・ハディッド、そしてカイア・ガーバーといった今のモデル界を牽引しているモデルたちと肩を並べ、初のランウェイデビューを果たした。
ちなみにミュウミュウのコレクションでは、アイリスのほかにもシンガーのリタ・オラや2021年に公開予定のジェームズ・ガン版の映画『スーサイド・スクワット』のキャストに抜擢されたストーム・リードもランウェイを歩いた。(フロントロウ編集部)