ネクストブレイク必至! エミリー・アリン・リンドって?
米HBO MAXで放送されるドラマ『ゴシップガール』のリブート版でメインキャストのオードリー・ホープ役に大抜擢されたエミリー・アリン・リンド。キャスティング決定の第一報とともに、ぐんぐん注目度が急上昇しているエミリーって、一体どんな人物?
オリジナル版『ゴシップガール』をきっかけにスターへの階段を駆け上がったブレイク・ライブリーやレイトン・ミースターに続いて、ブレイクが期待される、エミリーについて先取りしておくべき情報をピックアップ!
エミリー・アリン・リンド(Emily Alyn Lind)
生年月日:2000年5月6日(19歳)
出身:アメリカ・ニューヨーク
身長:163cm(※)
好きな食べ物:ケーキ、ピザ、タコス(※)
※celebsupdate.com記載のデータ
<1> 19歳にして芸歴10年以上
弱冠6歳にして子役デビューしたエミリーは、すでに芸歴13年のちょっとしたベテラン。デビュー作となった2008年の映画『リリィ、はちみつ色の秘密』では、ダコタ・ファニングが演じた主人公の少女の幼児期を演じ、その愛らしさと確かな演技力で注目を集めた。
その後、1年に映画1本、ドラマ2~3本、多いときには7本出演するという、ハイペースでキャリアを積んだエミリーは、2011年に公開されたクリント・イーストウッド監督作『J・エドガー』でレオナルド・ディカプリオと共演。レオナルド演じる、コワモテで知られたFBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーをメロメロにしてしまう名優シャーリー・テンプルの子役時代を演じた。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』や『HAWAII FIVE-0』といった日本でも人気のドラマにもゲスト出演したエミリーは、2011年から2015年までドラマ『リベンジ』でエミリー・ヴァンキャンプが演じた主人公の少女時代を演じたほか、医療ドラマ『コード・ブラック 生と死の間で』では、悩みを抱えた10代の少女を好演し、シーズン1~2では準レギュラーだったものの、シーズン3からはレギュラーに昇格。
2019年に日本公開された作品では、キアヌ・リーヴス主演作『レプリカズ』に出演したほか、1980年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の映画『シャイニング』の40年後を描いた続編『ドクター・スリープ』に出演。他人を操る特殊能力を持つ美少女スネーク・バイトアンディを演じ、キュートながら恐ろしい魅力で観客の心を掴んだ。
<2> “東京を舞台にした映画”ですでに「カンヌ」経験済み
エミリーが2009年に出演した鬼才ギャスパー・ノエ監督の映画『エンター・ザ・ボイド』は、第62回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。TOKYO(東京)に暮らすドラッグディーラーの輪廻転生を幻想的な映像とともに描いた同作は、最高賞のパルム・ドールにノミネートされた。
エミリーは9歳にして、映画人にとって憧れであるカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを踏みしめた。
<3> 母、姉妹も俳優 芸能一家の出身
エミリーの母バーバラ・アリン・ウッドは1990年代に活躍した俳優。30本以上のドラマと15本以上のテレビドラマに出演経験があり、ディズニー映画『ミクロキッズ』やカルト的人気を誇るドラマ『ワン・トゥリーヒル』、『デスパレートな妻たち』のキャストにも名を連ねた。
さらにエミリーの3歳年上の姉、ナタリー・アリン・リンドと5歳年下の妹アリヴィア・アリン・リンドも役者として活動。ナタリーはドラマ『ギフテッド新世代X-MEN誕生』、アリヴィアはNetflixオリジナルドラマ『デイブレイク〜世界の終わったその先で』に出演している。
3姉妹の父親のジョン・リンドは助監督兼プロデューサーで、これまでに数々の映画やドラマの制作に携わっている。
ちなみに、エミリーの『ゴシップガール』主演のニュースが世に出たことを受け、母バーバラと姉ナタリー、妹アリヴィアはそれぞれSNSを通じて「誇らしい!」と喜びのコメントをしている。
<4> ちょっとハスキーな歌声が魅力、シンガーとしても活動
シンガーとしても活動し、2019年11月には「エミリー・リンド」の名前でシングル曲「キャッスル(Castle)」をリリースしているエミリー。
同曲の制作にはラッパーのカニエ・ウェストやエイサップ・ロッキー、ドージャ・キャットといったヒップホップ系アーティストたちの楽曲の共同制作者として知られるクリエイターのトリズム(Trizm)やクール・コジャック(KoOoLkOjAk)が参加している。
ハスキーでちょっと気だるい感じが耳にやさしい歌声を持つエミリーは、インスタグラムでもたまに弾き語りを披露する動画を公開している。
<5> 等身大ファッションが好感度高し
数々のトレンドを生み出したことでも知られるオリジナル版の『ゴシップガール』といえば、登場キャラクターたちのハイセンスでエッジの効いたファッションも見どころだった。
スピンオフ版でもおそらく、エミリーをはじめとするキャラクターたちの衣装は重要な注目ポイントとなりそうだけど、エミリー本人も、現代っ子らしく、気取らない等身大の私服ファッションがすでに注目を集めている。
音楽好きらしく、グランジ風味な着こなしが多いエミリー。ヴィンテージのアイテムを取り入れたり、個性強めな小物を上手にアクセントにしたコーディネートは、これからどんどんセンスが磨かれてさらにパワーアップしそう。
<6> ブレイクに似てる? ユーモアのセンスが抜群
エミリーのインスタグラムを見ていると、バチバチに決めたショットよりも、友達とふざけ合っていたり、変顔をしていたりと、お茶目な性格が伝わってくる投稿が多い。
大好きなアニメ『シンプソンズ』のミルハウスと。
「ニューヨークでたまたま入ったトイレで精神崩壊して号泣した後のセッション。女性のみなさんはわかるよね?」とピザを頬張るエミリー。
元祖『ゴシップガール』俳優のブレイクも、SNS上ではかなりふざけた投稿が多く、ひょうきんでジョーク好きなことで知られているけれど、エミリーのユーモア溢れる性格は、ブレイクにちょっと似ている?
<7> 日本のマンガ&アニメが好き
エミリーのインスタグラムには、スタジオジブリ制作のアニメ『千と千尋の神隠し』やアニメ『DEATH NOTE』にまつわる投稿も。セレブには日本のアニメや漫画が好きな人が意外に多いけれど、エミリーもそんな1人のよう。
知れば知るほど魅力が伝わってくるエミリーが『ゴシップガール』スピンオフ版で演じるのは、“オードリー”というキャラクター。長い間交際している恋人がいながら、彼との関係以外の可能性を模索し、安定した生活から一歩外へ踏み出そうと好奇心を持つ役どころだそう。
新『ゴシップガール』のメインキャストには、エミリーのほかにも、Netflixのドラマ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』のホイットニー・ピーク(17)、ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のスピンオフドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ:ザ・パーフェクショニスツ』のイーライ・ブラウン(19)、ブロードウェイをベースに活躍し、今回がドラマ初出演となるジェイソン・ゴテイ(30)、ドラマ版『リーサル・ウェポン』のジョナサン・フェルナンデス(46)の4人が決定したことが発表されている。
オリジナル版のフィナーレから8年後を舞台にしたストーリーが展開されるスピンオフ版。SNSの普及や多様性も盛り込んだ新作が一体どんな物語となるのか、期待が高まる! (フロントロウ編集部)
※エミリー・アリン・リンドの年齢・芸歴に誤りがあったため一部修正しました。