ツイートならぬ“フリート”って?
280文字(日本語は140文字)でコミュニケーションするソーシャル・メディアのツイッターが、スナップチャットを発端にインスタグラムやフェイスブック、YouTubeでも導入されている、投稿後24時間で消えるいわゆるストーリー機能のテストを行なっている。
現在ブラジルで、導入に向けた試験的なテストが行なわれているツイッター社によるストーリー機能は、名づけて「フリート(Fleet)」。現段階ではフリートに、いいね!やリツイート、返信する機能はなく、つぶやきがそのまま24時間後に消滅するシステムになっているという。
フリートの言葉の由来は?
“ツイート”に韻を踏んだ“フリート”。「Fleet」とは、英語で一体どんな意味があるのか?
一般的に「Fleet」と言えば、艦隊や航空隊などといった軍などで使用する「車両の集まり」を示すのだが、ほかにも、「快速の」、「流れ」、そして「“一時的な”または“徐々に消えていく”」という意味も含まれている。
ツイッターのフリート機能も、まさにこの言葉通り、“一時的”で投稿24時間後には“消えていく”ということになる。ちなみにフリート機能は、英語圏では複数形のFleets(フリーツ)とも呼ばれている。
ツイッターの投稿(ツイート)は、拡散されることによって不特定多数の人々にも届く場合がある。さらにインスタグラムやフェイスブックと違い、公開後の投稿を編集できないため、黒歴史が残りやすい。自分の考えを人にシェアされたくない、投稿したいけどずっと残ってほしくないというユーザーによるフィードバッグを受けて、今回のフリート機能がテスト実施されているという。(フロントロウ編集部)