2020年期待の映画、予定通り上映か
新型コロナウイルスの流行により、次々と新作映画の上映が延期されているなか、2020年5月1日に日米同時で公開予定のマーベル映画『ブラック・ウィドウ』と、5月22日にアメリカで公開予定の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は予定通り公開される見込みだと米Deadlineが報じた。
米Deadlineいわく、米ウォルト・ディズニーは『ブラックウィドウ』の公開日にこだわっており、米ユニバーサル・ピクチャーズも『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開日を変更するつもりはないという。
ウイルスの影響で公開が延期になった作品はディズニー実写映画『ムーラン』や人気スパイアクションシリーズ最新作の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、シアーシャ・ローナンがオスカーにノミネートされた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』など。新型コロナウイルスが世界の映画産業に与えていると言われる損失額は、5,500億円(50億ドル)に達している。
とはいえ、これはあくまで現在の情報。新型コロナウイルスの感染がどこまで拡大しどれほど続くかは読めないため、今後様子が変わる可能性は十分あり得る。ただひとつ、現在ハリウッドで、今回のウイルスの流行を受けて緊急のミーティングやプラン変更が起こっていることだけは間違いない。(フロントロウ編集部)