アメリカで健康当局の職員が、新型コロナウイルスの感染防止のため「顔を触らないように」と市民に警戒。その直後の行動にツッコミが殺到している。(フロントロウ編集部)

新型コロナウイルスへの注意喚起の直後に大失態

 米カリフォルニア州にあるサンタクララ群の健康当局のディレクターであるサラ・コディ医師は、世界各国でますます威力を増している新型コロナウイルスの感染拡大の防止策を発表するため、地元の報道陣に向けて会見を行なった。

 カリフォルニア州では州全域に非常事態宣言が出されている。さらなる感染拡大を食い止めるために、会見でコディ氏は「本日より、顔に触れないように努めましょう。ウイルス感染の主な要因は、自分で自分の口、鼻、目を触ることにあります」と、辛評な面持ちで市民に警戒した。次の瞬間、コディ氏はページをめくるために、指にツバをつけて舌を接触。

 “顔を触らないように”と警戒を促した本人が、さっそく顔を触るという大失態を犯してしまい、ネット上ではツッコミが殺到。この部分をクリップした動画のなかには、拡散されて500万回以上の再生回数を記録したものもある。また、スペイン語やフランス語など世界各国の言葉にまで翻訳され、コディ氏の大失態は新型コロナウイルスよりも高速で拡散されてしまった。

 しかし、コディ氏がまさにやってしまったように、ウイルス感染の大きな要因である“顔を触ること”は無意識のうちにやってしまう。この動画が拡散されたことで、顔を触らないようにすることがいかに難しいか実感する人も多い。(フロントロウ編集部)

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