新型コロナの影響でチケットの売り上げが低迷
前作『パーパス(Purpose)』以来、約4年ぶりとなるニューアルバム『チェンジズ(Changes)』をリリースし、音楽活動を本格的に再開させたシンガーのジャスティン・ビーバー。
5月からは、同アルバムを引っ提げて行なう北米ツアー「チェンジズ・ツアー(Changes Tour)」もスタートする予定だが、米Varietyによると、全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響でチケットの売り上げが低迷。損失を避けるために、現時点で全45公演のうち8公演で会場をスタジアムからアリーナに変更し、規模を縮小することがわかった。
チェンジズ・ツアーは、ジャスティンにとって2017年7月にワールドツアーを途中でキャンセルして以来、約3年ぶりの大規模ツアー。『チェンジズ』の収録曲「ゲット・ミー(Get Me)」でコラボするシンガーのケラーニと、自身の友人でシンガーや俳優などマルチに活躍するジェイデン・スミスが、サポートアクト(オープニングアクト)として帯同する。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、日本でもコンサートやイベントの中止・延期が相次いでいるが、3月に入ってから感染者数が激増しているアメリカでも同様の措置が取られており、コミックの祭典「エメラルド・シティー・コミコン」や、音楽、映画、インタラクティブ(テクノロジー)をテーマにした大規模イベント「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」、都市型音楽フェス「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル」も中止が決定。
ディズニー・チャンネルのオリジナルムービー『ゾンビーズ』などの出演作で知られるメグ・ドネリーも、ファンの健康を第一に考えて予定していたトラスト・ツアー(Trust Tour)の延期を発表している。(フロントロウ編集部)