ダニエル・クレイグが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を鑑賞
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、『007』シリーズの25作品目の映画で、この作品をもって主演のダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を卒業する。さらに主題歌は、第62回グラミー賞で主要4部門を獲得したビリー・アイリッシュが担当し、ダニエルの最後のボンド映画に華を添えている。
新型コロナウイルスのため公開が11月に延期になったものの、4月に公開される予定だったため、作品はすでに完成済み。そのためダニエルは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のダイアログのレコーディングのため、ロンドンのソーホーを訪れ、その日の当日の朝に新作の完成品をひと足早く鑑賞したよう。ダニエルは主演をはっているだけあり、スクリーニングには数名招待することが出来たが、今回は1人で作品を鑑賞したと英GQに明かした。
映画を見た感想は?
ダニエルはスクリーニングの時のことを振り返り、「映画を(しっかり)経験するためには、1人で見る必要があった」と、ジェームズ・ボンドとしての最後の作品を1人で見たと明かすと、「最初の数分はいつも耐えられない。『なんであんな風に立っているんだ?』『僕は何をやっているんだ?』という感じでね」と『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の冒頭では、自分の演技を見るのがむずがゆかったことを語った。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、現役を退いてジャマイカで穏やかな生活を満喫していたジェームズ・ボンドの元へCIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めに来たところから始まる。その後ボンドはMI6に戻り、新たなミッションに立ち向かう。
『007』シリーズの25作品目となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、3月末にロンドンでワールドプレミアが行なわれ、4月に公開が予定されていたが、新型コロナウイルスが世界中で感染拡大し、多くの映画が公開を延期していることもあり同作も公開を延期し、当初の公開より約7ヵ月後ろ倒しにした11月に公開されることが決定している。(フロントロウ編集部)