新種の虫に、シンガーであり女優のレディー・ガガの名前の一部がつけられたことが話題になっている。(フロントロウ編集部)

ガガの名前が虫の名前の一部に

 イリノイ大学で昆虫学を学ぶ大学院生のブレンダン・モリスが、新種の昆虫を発見。この新発見は、アメリカ・ピッツバー州にあるカーネギー自然史博物館から研究のために約1,000匹のツノゼミを借りたことから始まる。ブレンダンは博物館から借りたツノゼミを研究しているうちに、他のとは違うユニークな特徴を持ったメスのツノゼミを発見。これが新種だったことが判明し、そのツノゼミに「カイカイア・ガガ(Kaikaia gaga)」という名前がつけられた。そんな新種であるカイカイア・ガガの姿がこちら。

 この「カイカイア・ガガ」という名前は、シンガーとしても女優としても活躍するレディー・ガガの名前からつけられた。ブレンダンは「もしレディー・ガガの虫がいたとすると、それはツノゼミだね。なぜならツノゼミはクレイジーなツノを持っているし、奇抜なファッションセンスの持ち主だからね」と、Illinois News Bureauで語っている。

 ガガ本人はまだ虫の名前に自分の名前の一部が用いられたことについてコメントは出していないものの、永久的にその名前が昆虫図鑑などに残ることになるため、かなり貴重な経験。

ガガの名前は昆虫以外にも用いられたことが

 ガガの名前の一部が生物の名前に用いられるのはこれが初めてではなく、2012年には中米コスタリカで発見されたシダ科の植物にガガの本名であるステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタとレディー・ガガという名前を組み会わせ「ガガ・ジャーノマッタ」という名前がつけられたことも。その際は、今回のようにファッション面がフィーチャーされたのではなく、ガガの平等性と多様性を尊重する姿勢と自由な生き方が称えられ命名された。

 ちなみにセレブの名前が虫につけられるのはガガが初めてではなく、俳優のレオナルド・ディカプリオの名前がつけられたグルベリナス・レオナルド・ディカプリオイやシンガーのデビッド・ボウイの名前がつけられたテヘロポダ・デヴィッドボウイという虫が存在する。(フロントロウ編集部)

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