シンガーのビヨンセが2019年4月にNetflixから発表したドキュメンタリー『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品(Homecoming: A Film by Beyoncé)』が、公開から約1年を経てツイッターのワールドトレンドの1位を独占している。その理由とは?(フロントロウ編集部)

ビヨンセのドキュメンタリーがツイッターで1位を獲得

 2019年にビヨンセが発表したドキュメンタリー『HOMECOMINGビヨンセ・ライブ作品(Homecoming: A Film by Beyoncé)』。このドキュメンタリーは、ビヨンセが双子のルミちゃんとサーくんを出産した後ハードなトレーニングを経て、2018年のコーチェラ・フェスティバル(以下コーチェラ)で黒人女性として初のヘッドライナーとしてパフォーマンスするまでを追った作品。

 ビヨンセのコーチェラでのパフォーマンスには、100人以上のバックバンドやダンサーたちを登場し、以前所属していたガールズグループ、デスティニーズ・チャイルドがサプライズで再結成。セレブたちも熱狂するほどのパフォーマンスが収められたドキュメンタリーは、アメリカのインターネットに繋がっているテレビだけでも110万人以上が公開初日に観覧したとメディアなどの分析を行う調査会社ニールセンが発表した。

画像: ビヨンセのドキュメンタリーがツイッターで1位を獲得

 そんな多くの人が鑑賞したビヨンセのドキュメンタリー『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』が、公開から約1年経った今、再びツイッターのワールドトレンド1位を独走。なぜ1年前の作品が、トレンドの1位を獲得するまで話題になっているのか。

発端はNetflixの編集マネージャー

 これは、Netflixの編集マネージャーであるジャスミン・ローソンのツイートがきっかけ。新型コロナウイルスのため、アメリカをはじめ、ヨーロッパなどで外出禁止令や外出を自粛している家(HOME)にいる人たちに「#HOMEcoming」というハッシュタグをつけて『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』を一緒に見ようということを呼びかけたのだ。

 するとこのツイートに多くの人が賛同。さらにはビヨンセ自身もリツイートしてみんなで一緒にドキュメンタリー作品を見ようということを広めた。その結果、多くのファンがドキュメンタリーを見ながら「#HOMEcoming」というハッシュタグをつけてツイートしたため、公開から1年経った今、ツイッターのワールドトレンド1位を獲得するほど話題を呼んだ。

 「#HOMEcoming」というハッシュタグがついたツイートはすでに15万件を超えている。公開から1年が経つものの、こうした呼びかけに多くの人が賛同し、ツイッターのワールドトレンド1位を獲得するなんてさすがビヨンセ。(フロントロウ編集部)

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