アダム・ランバートが演じたいシンガーとは?
2020年はクイーン+アダム・ランバートとして来日を果たし、2020年には約5年ぶりのアルバム『ヴェルヴェット』をリリースしたアダム・ランバート。2月でアジアとオセアニアのツアーが終わったクイーン+アダム・ランバートは、5月までは休息期間でアダムはその間にアルバムをリリースしてソロとして活動している。
そんなアダムが英Metroのインタビューであるシンガーの伝記映画に出演したいという希望を明かした。アダムが演じてみたいアーティストとは、ワム!のジョージ・マイケル。ジョージは、クリスマスには必ず耳にするといっても過言ではない楽曲「ラスト・クリスマス」でお馴染みのシンガーで、2016年のクリスマスに53歳という若さでこの世を去った。
アダムは「ジョージ・マイケルの伝記映画を見てみたい」と語ると、「とても興味深いものになると思う。クールなものになるし、僕たちは彼(ジョージ)のことをたくさん知らないと感じているんだ。僕にとってジョージの人生を探求できたらそれは素晴らしいことだねするのはとてもいいことだと思う」と、ジョージの伝記に興味津々ということを明かした。
さらに誰がジョージ役にふさわしいかインタビュアーが聞くと、「僕がやってみるよ。入れてね」と笑いながら答えた。
ジョージもアダムもシンガーとして活躍し、唯一無二の歌声を持ち、セクシャリティも一緒ということで、もしジョージの伝記映画が作られることとなれば、アダムは適役なのかもしれない。
『ボヘミアン・ラプソディ』ではカメオ役で登場
アダムは過去に伝記映画に出演したことがある。アダムが出演したのは、2018年に公開されたクイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの生涯が描かれた映画『ボヘミアン・ラプソディ』。アダムは劇中でクイーンの初の北米ツアー中に、フレディがメアリー・オースティンに公衆電話で電話をかけるシーンの背後に写っている。いつものゴージャスな姿と違い、完全に役になりきっているところを自身のインスタグラムで公開。
クイーン+アダム・ランバートでボーカルを務めているだけに、なぜ『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ役を務めなかったのかと聞かれると「僕はフレディには似ていないよ。フレディの声にも似ていないしね。僕は僕でしかない」とコメントし、「ラミはすごいね。彼は本当にいい俳優だよ。聞くところによるとフレディと、彼のマネをするマーク・マーテルのスタジオ音源を使ったそうだ。そのため僕ではだめだったんだ」と米Entertainment Tonightに語り、劇中でフレディを演じ、アカデミー賞で主演男優賞を受賞したラミ・マレックのことをベタ褒め。
現在は伝記映画フィーバーがハリウッドで巻き起こっているため、ジョージの伝記映画が制作される可能性はゼロではなく、それが実現した時にはアダムが演じる...、ということもあり得るかもしれない。(フロントロウ編集部)