ラプンツェルが新型コロナの世界的流行を予言!?
2010年公開のディズニー映画『塔の上のラプンツェル』に出てくるあるシーンの“設定”が、新型コロナウイルスが世界的に流行している現在の状況を彷彿させるとして、ネットを中心に話題になっている。
『塔の上のラプンツェル』は、原作であるグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』をもとにディズニーが制作した長編アニメ映画で、幼少期の頃にさらわれて以来、18年間、ずっと森の中にある塔に閉じ込められていたラプンツェルが、身を隠すために塔に侵入した青年フリンとともに塔を抜け出して冒険へと繰り出し、本来の自分を取り戻す様を描く。
本作を見たことがある方はすでにご存じかもしれないが、ラプンツェルの生まれ故郷の名前はコロナ王国で、18年間、育ての親であるマザー・ゴーテルによって森の中にある塔に閉じ込められ、外に出ることを禁じられていた。つまり、言い方を変えるとコロナ王国から“隔離”されていたということになる。
コロナウイルス自体は昔から存在するものなので、現在の新型コロナウイルスによるパンデミックを予想していたというのは少々飛躍しすぎかもしれないが、世界各地で外出禁止令が出され、多くの人たちが隔離生活を強いられている点は、ラプンツェルが置かれた状況と共通している。
ちなみに、これまでに何度か未来を予言してきた実績を持つ米人気アニメ『ザ・シンプソンズ』も、新型コロナウイルスに感染したことを公表した俳優のトム・ハンクスが隔離されることを、2007年公開の映画『ザ・シンプソンズ MOVIE』のなかで“予言”していたというウワサがある。(フロントロウ編集部)