マイケル・ジャクソン、当時からマスク着用
2009年に亡くなったキング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンが生前、たびたびマスクを着用していたのをご存知だろうか。日本では広く普及しているマスクだけれど、海外ではあまり一般的ではない。そんななかでマスクを着用していたマイケルの姿は、ファッションとしてしているのかと思われていたけれど、じつは違う理由だったよう。
マイケルの元ボディーガードであるマット・フィデスが、英The Sunにこう明かした。
「彼は、自然災害がいつでも近くにあることを知っていました。彼は、私たち(人間)はいつでも全滅させられることが出来るのだと、深く自覚していました。細菌が拡散するなどしてね」
マイケルが生前語ったこと
なんとマイケルは当時から、ただの風邪だけでなく、感染症の怖さも理解してマスクをしていたという。とはいえ、マットが明かした当時のマイケルのスケジュールを聞けばそれも納得。幼少期から兄弟とともにジャクソン5として大成功を収め、ソロになってからも「スリラー」や「BAD」など、誰しもが聞いたことのある楽曲を世に送り出したマイケルは、なんと1日に4ヵ国を経由することもあったほどの忙しさ。また、ライブではステージにファンを上げることもあり、1日に数百人以上もの人と接触していたという。
とはいえ、マットはマスクをすることに恥ずかしさを感じていたそうで、マイケルにマスクをしないでくれないかと聞いたこともあったそう。しかしマイケルは、こんなことを言っていたと明かした。
「マット、僕は病気になっちゃいけないんだ。ファンをがっかりさせられない。ライブもあるし、僕がこの地球上に存在してるのには理由がある。僕は絶対に声を傷つけてはいけない。僕は、健康でいなくてはいけない。僕は今日誰に遭遇するのか、何を通り過ぎるのか分からないんだよ」
喉と健康のためには、マスクが良いと感じるのは、マイケルでも同じよう。ちなみにマットは、現在マイケルが生きていたら、新型コロナウイルスに翻弄される人類になんと言うか完璧に分かっていると豪語。それはシンプルに…。
「だから言っただろう!」
(フロントロウ編集部)