『ハリー・ポッター』作者がヴォルデモート卿とイチャイチャ
ファンタジー映画史上に残る名作映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作となった同名児童小説の原作者であるJ.K.ローリング氏は、自身が活動の拠点としているイギリスにも新型コロナウイルスの脅威が押し寄せるなか、SNSを通じて人々に外出自粛を呼びかけ、有用だと考える情報をシェアしている。
そんなローリング氏の投稿に、『ハリー・ポッター』シリーズで“名前を言ってはいけないあの人”として恐れられた主人公ハリーの最大にして最強の敵、ヴォルデモート卿からコメントがついた。
「英国民医療サービス(NHS)を手助けし、自分たちや愛する人たちの身を守るために私たちができること」と、NHSからの新型コロナウイルスに関するアドバイスを紹介したローリング氏に、ヴォルデモート卿…に扮したファンによる“なりきりアカウント”が「ジョー(※)、気をつけてね」と健康を気遣うコメントを投稿。
※ローリング氏の本名ジョアン・ローリングに基く愛称
stay safe jo
— Lord Voldemort (@LordeVoIdemort) March 26, 2020
すると、ローリング氏からは、「あなたもね、ヴォルディー」と、ヴォルデモート卿を“ヴォルディー”という可愛らしいあだ名で呼ぶ、ハートの絵文字が添えられた返事が返ってきた。
You too, Voldy � https://t.co/RTeomBcbyZ
— J.K. Rowling (@jk_rowling) March 26, 2020
まるで遠距離恋愛中の恋人同士かのような、このやりとりを見たフォロワーたちは、ヴォルデモート卿が“本物”ではない事を知りながらも、大熱狂。
見えないウイルスがもたらす甚大な被害に胸を痛め、外出規制により不自由な生活を強いられる人が多いなか、ローリング氏とヴォルデモート卿のバーチャルなイチャイチャは、一服の清涼剤のような役割を果たした。
ちなみに、ローリング氏は、世界中に広がる休校・休園措置により自宅学習を余儀なくされている子供たちやその教育者たちのために、小説『ハリー・ポッター』全巻の著作権制限を一時的に取り払うことを発表。教師たちが朗読などを通じて生徒たちに良質な遠隔授業を彼女なりの支援の手を差し伸べている。(フロントロウ編集部)