リアーナが音楽活動について語る
ファッションブランドであるフェンティ(Fenty)をはじめ、コスメブランドのフェンティ・ビューティー(Fenty Beauty)やサヴェージ×フェンティ・バイ・リアーナ(SAVAGE XFENTY BY RIHANNA)を手掛け、今や実業家としての顔を持つリアーナ。
シンガーとしては開店休業状態だったけれど、先日には元カレであるドレイクのレーベルOVOSOUNDと契約を結んでいるパーティーネクストドアのニューアルバム『パーティー・モバイル』の10曲目に収録されている「ビリーブ・イット」で約3年ぶりに歌声を聞かせた。
そもそもリアーナは、2018年に自身のインスタグラムにて、2019年にアルバムをリリースすることを明言。しかし、待てど暮らせどアルバムをリリースする気配はなく、2019年の年末には自身のインスタグラムに犬がダンボールの中で体を揺らす動画に「アップデート:R9(リアーナの9枚目のアルバム)をリリースするのを拒み、ひとりで聴いている私」というコメントをつけ、ファンを焦らせた。
多くの人がリアーナのニューアルバムを楽しみにしているにもかかわらず、納得いくものが出来ていないのか、2016年にリリースしたアルバム『アンチ』以降、フィーチャリングアーティストとして楽曲に参加することはあっても、リアーナ名義で楽曲は1つもリリースしていない。
そんなリアーナが、今回英Vogueのインタビューにて、珍しくアルバムのことや楽曲制作について口を開いた。
リアーナはアルバムについて「いつアルバムをリリースするのかは言えない」と前置きを置くも「けどアグレッシブに音楽を制作しているわ」と、デザイナーや実業家だけではなく、本業の音楽活動もしっかりこなしていることを明かした。
そしてリアーナは、「ルールはなく、フォーマットもない。ただ良い音楽だけがあり、もし良いと感じたら出す」と語り、「境界線はないと感じるわ。私は多くのヒットを作り、全てのジャンルに挑戦して、全てのことを成し遂げてきたからね。今はただオープンになっている。自分が作りたいものを何でも作れる」と、次のアルバムではすべての可能性を視野に入れて曲作りをしていることを明かした。
前作のアルバム『アンチ』のリリースから約4年が経った2020年。今年こそリアーナのニューアルバムや楽曲を聴くことはできるのだろうか。(フロントロウ編集部)