エマ・ワトソンが、「変態プレイ」と呼ばれる文化に魅了されていると告白。アクティビストとして知られる彼女らしい、その理由って? (フロントロウ編集部)

エマワトソンが「変態プレイ」に魅了される理由

 映画『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』といった名作への出演で知られる俳優のエマ・ワトソンは、国連のUN Women親善大使として、男女平等を目指すキャンペーン「HeForShe(ヒー・フォー・シー)」を立ち上げたり、ハリウッドにおけるセクハラ撲滅運動である「#Time’s Up」に率先して参加したりと、女性の権利向上を声高に訴えるアクティビスト(活動家)としても知られている。

画像: 2016年、ニューヨークで行なわれた「HeForShe」発足2周年記念イベントでスピーチを行なうエマ。

2016年、ニューヨークで行なわれた「HeForShe」発足2周年記念イベントでスピーチを行なうエマ。

 そんなエマが、米Teen Vogueのインタビューで恋愛におけるコミュニケーションの大切さについてに言及。

 そのなかで、じつは、“キンク・カルチャー(Kink Culture)”と呼ばれる、俗に言う「変態プレイ」に魅了されていると告白し、その理由についてこんな風に語った。

「キンク・カルチャーに少し魅了されてるの。だって、それを実践している人たちのコミュニケーション能力は優れていると思うから。彼らは『合意』というものを熟知してる」


“合意”を前提とする関係性

 エマが興味を持っていると語る「キンク(Kink)」とは、BDSM用語の1つで、普通とされる性行為から外れた行為、つまり「変態プレイ」を意味する。

 BDSMとは、合意に基づいて力関係を楽しむ性的ロールプレイのことで、「B」は「ボンデージ(拘束)、「D」は「ディシプリン(懲罰/しつけ)」または「ドミナンス(支配)」、「S」は「サブミッション(服従)」または「サディズム」、「M」は「マゾヒズム」の頭文字を取ったもの。プレイの参加者は、事前に十分な説明のもとに“合意”をすることが絶対条件となっている。

画像1: ※この写真はイメージです

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 そのほかにも、「キンク」にカテゴライズされるプレイはいくつもあるが、いずれの場合も、お互いに行為を楽しむことが大前提であるため、参加者同士の“同意”が必要となる。

 セクハラやレイプ事件が以前にも増して注目を集める昨今、異性間において、そして同性間において、性行為をするうえでの“合意”はより一層重要視されている。

画像2: ※この写真はイメージです

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 そんななか、エマは、“合意”を絶対条件とする「変態プレイ」を愛する人たちのコミュニケーションは、ある種、お手本として見習われるべきものなのではないかと考えているという。

 BDSMプレイを楽しむ人たちは、それを“自ら欲している”という事実を踏まえ、エマは、「私たちはそういう在り方をお手本にしたらいいんじゃないのかな。実際、かなり参考になると思う」と持論を口にした。


恋愛は「易しいもの」じゃない

 さらに、これまで自身が目にしてきた、さまざまなカップルの関係性から判断すると、異性カップルよりも同性カップルのほうが、さまざまな局面で話し合いをする機会が多いため、コミュニケーション能力に長けており、健康的な関係性を築けているとも分析したエマ。

画像: 恋愛は「易しいもの」じゃない

 典型的な枠組みにハマらないカップルのほうが、「役割分担や責任の所在について、きちんと会話をして同意に達している」とも語った彼女は、「恋愛が易しいものであるべき、言葉を交わさなくても成り立つものであるべき、なんとなくお互いに理解し合うものだなんていうアイディアは、ウソっぱち! そんなことは不可能!」と、言葉にして自分の思いや考えを伝え合うことこそが、恋愛の神髄だと力説した。(フロントロウ編集部)

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