ミリー・ボビー・ブラウンがマイリー・サイラスの番組に出演
シンガーのマイリー・サイラス(27)は、新型コロナウイルス感染拡大を防止する目的で外出自粛・自己隔離が行なうようになったことを機に、不安続きで沈みがちな人々の心を少しでも励まそうと『Bright Minded: Live With Miley(ブライト・マインデッド:ライブ・ウィズ・マイリー/以下、Bright Minded)』と名づけたインスタグラムでのライブ配信番組をスタートした。
同番組には、マイリーのポジティブな行動に賛同した錚々たるセレブたちが出演。
始まって2週間ほどの間に、デミ・ロヴァートやデュア・リパ、ビービー・レクサ、アリシア・キーズ、DJのディプロやマーク・ロンソンといったミュージシャン仲間やドラマ『ハンナ・モンタナ』で親友同士を演じたエミリー・オスメント、マイリーにとってはディズニーチャンネルの大先輩にあたる『リジー&Lizzie』のヒラリー・ダフ、俳優のリース・ウィザースプーンやセルマ・ブレア、リリ・ラインハート、ゾーイ・クラヴィッツ、リアリティスター兼DJのパリス・ヒルトン、ファッションデザイナーのニコール・リッチーやモデルのミランダ・カー、アシュリー・グラハムなど、すでに、数えきれないほどのセレブたちがビデオ通話によりライブ配信に参加した。
そんな『Bright Minded』にNetflixの大ヒットオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でメインキャラクターの1人である“イレブン”を演じる俳優のミリー・ボビー・ブラウン(16)が登場。
もともとマイリーの大ファンだというミリーは、マイリーとのバーチャルでの対面に大興奮した様子で早口でまくしたてながら、じつは、自分が小さい頃からアメリカ流英語のお手本にしていたのは、マイリーの主演作『シークレット・アイドルハンナ・モンタナ』(以下、『ハンナ・モンタナ』)だったと告白した。
『ハンナ・モンタナ』でアメリカ流英語を学ぶ
出生地はスペインだが、イギリス人の両親を持ち、イギリスで育ったため、普段は“ブリティッシュ・イングリッシュ”と呼ばれるイギリス英語を話すミリー。
しかし、幼くして子役デビューした彼女は、小さい頃からアメリカ人の役を演じる機会があり、アメリカ流のアクセントを習得する必要があったそう。
イギリス英語とはかなり発音が違うアメリカ英語をマスターするために、ミリーは、『ハンナ・モンタナ』で勉強したそうで、マイリーに「これだけは言わせて。アメリカン・アクセントを習得できたのは、『ハンナ・モンタナ』を見たおかげだから」と打ち明けた。
#StrangerThings’ Millie Bobby Brown told Miley Cyrus she got her American accent from watching #HannahMontana. pic.twitter.com/KJDQ1gjfXy
— Pop Crave (@PopCrave) April 2, 2020
さらに、いかに自分が『ハンナ・モンタナ』ファンかを証明するために、「本当にハマってた。スマホのカメラロールを遡っていたら、自分がカウボーイハットをかぶって『ホーダウン・スローダウン』(※)を練習している動画が出てきたの。振り付けも完璧に覚えてたくらい、本当に大好きだったの」と熱弁したミリー。
※『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』の映画版である『ハンナ・モンタナ ザ・ムービー』(2010年日本公開)の劇中歌。
俳優という仕事を目指したのも、そもそも『ハンナ・モンタナ』がきっかけだったと語ったミリーのラブコールに、マイリーは少し圧倒された様子ながらも、自分も、そして自分が演じたハンナも、カントリー・ミュージックの聖地であり、クセの強いアクセントを話すことで知れらるテネシー州出身だということを踏まえて、ミリーのアメリカ流英語が「よくカントリー調のアクセントにならなかったね」とコメントしていた。(フロントロウ編集部)