アナ・デ・アルマスが、ライアン・ゴズリングと共演した『ブレードランナー 2049』のオーディションの思い出を明かした。(フロントロウ編集部)

多くの大作に起用、人気俳優アナ・デ・アルマス

 映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドガールを演じるキューバ出身の俳優アナ・デ・アルマスは、2019年には『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』や『イエスタデイ』に出演し、今最も勢いにのっている俳優の1人。まずスペインでキャリアを積んだアナは、その後、『ハンズ・オブ・ストーン』や『ノック・ノック』、『ウォー・ドッグス』などのハリウッド映画に出演し、ロバート・デ・ニーロやキアヌ・リーブス、ブラッドリー・クーパーと共演。

 数々の名優と共演してきたアナだけれど、とくに記憶に残っている共演者がいるよう。それは、2017年の映画『ブレードランナー 2049』のライアン・ゴズリング。今作でライアンは主演Kを、アナはヒロインのジョイを演じた。

画像: ⓒALCON ENTERTAINMENT/COLUMBIA PICTURES / Album/Newscom

ⓒALCON ENTERTAINMENT/COLUMBIA PICTURES / Album/Newscom

ライアンとのオーディションでの思い出

 ライアンといえば、この前年には映画『ラ・ラ・ランド』での演技で高い評価を受け、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたトップ俳優。アナにとっては、『ブレードランナー 2049』の撮影よりも、そんなライアンと初めて一緒に演技をしたオーディションでの思い出が心に残っているよう。米American Wayのインタビューで、こう振り返った。

「あぁ、もちろん緊張したよ!ジョイのオーディションは3回あったの。そして3回目には、ライアンがそこにいることを知ってた。すごく震えちゃったよ。同じ部屋で、脚本を読んで、相性がどんなかんじか見るんだもの。その時の動画でもあればよかったね」

 すでに多くの有名俳優と仕事をしてきていたとはいえ、アナが世界的に知名度をあげたのは、この『ブレードランナー 2049』への出演によって。オーディションでは緊張してしまったアナだけれど、その後見事に役を勝ち取り、今作は第90回アカデミー賞で5部門にノミネートされた。

画像: 映画『ブレードランナー 2049』のスペインでのフォトコールに登場したハリソン・フォード(左)、アナ(中央)、ライアン(右)。

映画『ブレードランナー 2049』のスペインでのフォトコールに登場したハリソン・フォード(左)、アナ(中央)、ライアン(右)。

 ちなみに、彼女がこれまでに共演してきた俳優にハンサムな男性が多いことは、アナ自身も分かっているという。しかし、アナが過去の共演者たちに対して思うのは別のことのよう。「私はすごくラッキーなの。これまで共演してきた男性たちはハンサムだもんね。でも最高に良かったのは、彼らが人としてどんな人だったかってこと。私は最高の共演者たちを持ててきたんだよ」。確かに、アナが共演してきたキアヌやライアン、そしてブラッドリーは、ハリウッドの中でも性格が良い俳優として知られる人物。そんな人物たちとの共演こそが、価値のあるものとしてアナの心に残っているよう。(フロントロウ編集部)

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