『フラーハウス』のキャストが映像を制作
放送終了から20年以上経った今もなお、アメリカのみならずここ日本でも根強い人気を誇るドラマ『フルハウス』。2016年には、Netflixで『フルハウス』のスピンオフ『フラーハウス』が公開され、シーズン3では舞台が東京になり日本でも話題を呼んだ。同作の主要キャストたちが、新型コロナウイルスで外出できず楽しむことを制限され少し暗くなっている世界に笑いを届けるために動画を作成。
この動画に参加したのは、ダニー役のボブ・サゲット、ジェシーおいたん役のジョン・ステイモス、ジョーイおじさん役のデイヴ・クーリエ、DJ役のキャンディス・キャメロン、ステフ役のジョディ・スウィーティン、キミー役のアンドリア・バーバーで、『フラーハウス』の主要キャストが勢ぞろい。
日本語にすると「フル隔離(Full Quarantine)」というタイトルがつけられた動画は、ゴールデン・ゲート・ブリッジから始まり、音楽もおなじみの「エブリウェア・ユー・ルック」を使用しており、『フルハウス』のオープニングそのもの。動画ではキャストたちが消毒をする姿や、家で掃除する姿、そして自宅で寝ている姿など、それぞれの隔離生活の様子を映している。
キャストの紹介が終わると、アシュリー・オルセンとメアリー・オルセンが登場する懐かしの映像も流れ、「家にいて、安全でいてください!」と外出せず自宅にとどまることを啓発。さらには家族団欒で集まる動画の最後には「『フルハウス』とはちがい、これはいつか終わります」と書かれている。
ちなみに『フルハウス』の自粛バージョンともいえる「フル隔離」の動画を作ったのは、『フルハウス』時代からの製作総指揮であるジェフ・フランクリン。まさに今の時代にぴったりな『フルハウス』のオープニング映像で、少し暗くなっている世の中にほっこりする気持ちと笑いを届けた。(フロントロウ編集部)