リアーナの父親が新型コロナウイルスに感染
日本でも日に日に感染者が増え、世界中で140万人以上の人が感染している新型コロナウイルス。俳優のトム・ハンクスやイドリス・エルバ、人気司会者のアンディ・コーエン、ボン・ジョヴィのキーボードを担当するデヴィッド・ブライアンなど、数々のセレブも感染している新型コロナウイルスだけれど、ここへきて人気シンガーで実業家であるリアーナの父親ロナルド・フェンティも感染していたことが分かった。
ロナルドは感染したもののきっちりとした治療を受け、14日間の隔離生活の末、完治しており、今回、英The Sunのインタビューに答えた。
ロナルドは「最悪な事態を恐れた。正直いって、死ぬと思っていた」と、新型コロナウイルスの脅威を語った。また娘のリアーナは父親が感染したことで、日々辛い思いをしているロナルドのサポート役に徹したようで、その様子を「私の娘ロビン(リアーナの本名)は、毎日(様子を)チェックしてくれた。私ロビン愛しているよ。娘は多くのことをしてくれた。娘がしてくれたすべてのことに感謝したい」と語り、リアーナに感謝の気持ちを述べた。
リアーナは毎日父親の様子を確認するだけではなく、実際に人工呼吸器も送っていたよう。しかし、幸運なことにロナルドは人工呼吸器を使うほどひどくはならなかったようで、まだ使っていないということも明かした。
ロナルドとリアーナは、ロナルドがリアーナの母親モニカに対し、日常的に暴力をふるっていたこともあり、一時期は疎遠だったが、ここ数年はリアーナが故郷バルバトスに里帰りした際にロナルドと一緒に写真を撮るなど、良好な関係を築いていると思われていた。しかし、2019年にリアーナが商標登録している「Fenty(フェンティ)」の名前を使って、無断でさまざまな事業に手を出していたことが発覚し裁判沙汰に。
ところが今回新型コロナウイルスに感染した父親の様子を毎日確認していたということは、2人の関係になにか動きがあった可能性が高い。
リアーナはチャリティ活動に勤しむ
そんなリアーナは、新型コロナウイルスで苦しむ人たちに手を差し伸べている。2012年に祖父母の名前を冠にして設立したチャリティ団体クララ・ライオネル基金から、Direct Relief、Partners In Health、Feeding America、InternationalRescueCommitteeといった団体に5.5億円(500万ドル)を寄付。
5.5億円とは別に医療用マスクや防護服、手袋といった医療用品を急速に感染が拡大しているニューヨーク州に送っている。
また、ラッパーのジェイ・Zが立ち上げたShawn Carter Foundationとタッグを組み、弱い立場にある人たちを支援するため共同で約2億2,000万円(200万ドル)を寄付し、ついに最近では外出禁止令の影響でDV被害が増加しており、被害者たちを助けるためにTwitterのCEOであるジャック・ドーシーと協力し、約4億6,200万円(420万ドル)のサポート金を出している。(フロントロウ編集部)