ザック・エフロンが歌わなかったことに落胆の声
新型コロナウイルスで経済的に被害を受けている人を支援するチャリティ団体Feeding Americaへの募金を促し、多くの人を楽しませた1夜限りのチャリティ番組『The Disney Family Singalong』。
このチャリティ番組は、アリアナ・グランデやデミ・ロヴァート、クリスティーナ・アギレラなどの人気アーティストに加え、サプライズでビヨンセが登場。そのなかでも大注目を浴びたのは、ディズニー・チャンネルの大ヒットテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』のオリジナルキャストが集結したこと。
当初ザック・エフロンが参加するかどうかは不明だったものの、『ハイスクール・ミュージカル』の監督を務めたケニー・オルテガが、「ザックと最後まで連絡が取れなかったけれど、連絡が取れたとき、もちろん彼はすぐに参加してくれた」と米Deadlineに語ると、久しぶりにキャストが全員揃うとファンは大盛り上がり。
しかし、実際の放送では、ザックは『ハイスクール・ミュージカル』のキャストや『ディセンダント』『ゾンビーズ』のキャストと「ウィー・アー・オール・イン・ディス・トゥギャザー」を歌うのではなく、彼らの紹介をしただけ。そのため、楽しみにしていた一部のファンから落胆の声があがった。
ところが今回、ザックのことを昔からよく知る『ハイスクール・ミュージカル』の共演者であるモニーク・コールマンが、ザックが歌わなかった理由を米TMZに明かした。
ザック・エフロンが歌えなかった理由とは?
ザックはなぜ『ハイスクール・ミュージカル』の共演者と一緒に歌えなかったのか。それは、Wi-Fiの問題があったからだという。
ザックは現在モバイル向け短尺動画ストリーミングサービス、Quibi(クイビィ)で配信される冠番組『Killing Zac Efron(キリング・ザック・エフロン)』の撮影のためにパプアニューギニアなど様々なところを訪れている。そのため、Wi-Fi環境が悪くてみんなと歌を合わせることが難しかったという。
『Killing Zac Efron』の撮影のためにパプアニューギニアを訪れた際のザック。
実際にザックが『ハイスクール・ミュージカル』の共演者を番組内で紹介する際も、かなり画質が悪くWi-Fi環境が悪いことが一目瞭然。
つまりザックは歌いたくても歌えなかっただけでなく、元共演者とのチャリティに参加するために、ネット環境が整っていない状況の中、なんとか頑張ってメッセージ動画を送ったというわけ。一見がっかりした今回の結果は、逆に、ザックにとってどれだけ今回のキャストとのプロジェクトが大事だったかがわかるものとなった。もし次に『HSM』のキャストが集まる機会があるとしたら、オンライン上ではなくザックを含むキャストが対面する形での共演に期待したい。(フロントロウ編集部)