3月末に英ロイヤルファミリーの主要メンバーから退いたメーガン妃が、離脱後初となるテレビ出演を果たした。(フロントロウ編集部)

メーガン妃が王室離脱後初のテレビ出演を果たす

 夫であるヘンリー王子とともに、2020年3月31日付で正式にイギリス王室の主要メンバーから退いたメーガン妃が、自身がナレーションを務めるディズニー制作のドキュメンタリー映画『エレファント(Elephant)』のプロモーションのために、アメリカの朝の情報番組『Good Morning America(グッド・モーニング・アメリカ)』に出演。英王室を離脱後、初となるテレビ番組への出演とあって大きな注目が集まった。

 『エレファント』というタイトルの通り、象にフォーカスした同作は、自然や動物に特化したディズニー+のオリジナルシリーズ『ディズニー・ネイチャー(Disney Nature)』作品のひとつで、メーガン妃の王室離脱後初のプロジェクト。ただし、米UsWeeklyによると、今回のインタビュー映像は昨年の夏に収録したもので、王室離脱騒動が勃発するよりも前に録られた映像だそう。

 約2分半のインタビュー映像のなかで、メーガン妃はこのプロジェクトに携われた喜びを語るとともに、「この作品を見た方が、私たちがどのようなかたちでつながっているのかを知り、ゾウが直面する問題に危機感を持つことで、これまでとはまったく違う方法で互いに気を配り、地球や野生の動物たちを助け合うことができると気づいてくれることを願っています」と、視聴者に向けてメッセージをおくっている。

シンプルな「白シャツ」に込められた意味

 じつは、今回初公開されたインタビュー映像でメーガン妃が着ていたシンプルな白シャツは、彼女がパトロンを務めるチャリティ団体「スマート・ワークス(Smart Works)」を支援する目的で、友人デザイナーのミーシャ・ヌヌー、英老舗デパートのマークス&スペンサー、英大手百貨店のジョン・ルイス&パートナーズ、人気カジュアルブランドのジグソーの4つの企業とコラボしたカプセルコレクションから発売されたもので、メーガン妃はこれまでに二度、このシャツを着て別のイベントに出席したことがある。

画像: シンプルな「白シャツ」に込められた意味

 スマート・ワークスは未雇用の女性の就職をサポートする慈善団体で、利用者に対して就職面接用の衣服一式を提供するという画期的なサービスも行なっており、独身時代から女性の社会進出を支援してきたメーガン妃が、最も情熱を注いでいるプロジェクトのひとつと言われている。

 事前に収録された映像とはいえ、王室離脱後初のテレビ出演でこのシャツを着用していたということは、女性の活躍の場を広げる手助けをする同チャリティ団体へのサポートを今後も続けていくという、メーガン妃の意思の表れに違いない。

 ちなみに、映画『エレファント』は、欧米で展開されているディズニーのストリーミングサービス「ディズニープラス(Disney+)」で4月3日から配信がスタートしている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.