人気DJのアヴィーチーが、4月20日でこの世を去って2年を迎えた。アヴィーチーと生前親交があった仲間のDJたちがそれぞれSNSにメッセージと写真をアップして追悼した。(フロントロウ編集部)

アヴィーチーがこの世を去って早2年、人気DJたちが追悼

 現地時間4月20日に訪問先のオマーンの首都マスカットで自ら命を絶ち、28歳という若さでこの世を去った人気DJのアヴィーチー。ファンを震撼させた訃報から2020年4月20日で2年が経ち、アヴィーチーが生前、親交があったDJ仲間たちが追悼のコメントを寄せている。

画像: アヴィーチーがこの世を去って早2年、人気DJたちが追悼

マーティン・ギャリックス

2015年にリリースされた楽曲「ウェイティング・フォー・ラブ」でアヴィーチーとコラボしたEDM界のプリンスことマーティン・ギャリックスは、アヴィーチーをお姫様抱っこした写真に「ヘイブラザー、恋しいよ」とコメントをつけインスタグラムにアップした。


ニッキー・ロメロ

楽曲「アイ・クッド・ビー・ザ・ワン」でアヴィーチーとコラボしたニッキー・ロメロは、これまでフェスなどでアヴィーチーのことを追悼し、2018年のフェスでは当時まだ発売されていなかったアヴィーチーの「ヘヴン」を披露したことも。そんなニッキーは、「2年経つけど、まだ毎日恋しいよ」とハードウェルや仲間と撮影した写真とともにメッセージを添えた。



カイゴ

アヴィーチーは、自身がEDMをはじめるきっかけをくれた人だと度々語るカイゴ。2020年1月には、アヴィーチーがこの世に残していった未完成の楽曲「フォーエヴァー・ユアーズ」をシンガーのサンドロ・カヴァッザと完成させリリース。アヴィーチーへのリスペクトが止まないカイゴは、「2年前の今日、世界はレジェンドを失った。(アヴィーチーが亡くなった)同じ日にコーチェラでパフォーマンスを行なった。もしアヴィーチーと彼の音楽がなければ、僕はそのステージに立っていなかったと思う。彼は全世代にインスピレーションを与え、僕らは彼の才能を体験できてとても幸運だよ」とインスタグラムにコーチェラでの様子をアップして追悼した。

 残念ながらアヴィーチーはこの世にはもういないけれど、数々の名曲を残しており、2019年にはアルバム『ティム』をリリース。コールドプレイのクリス・マーティンやイマジン・ドラゴンズなどが参加した『ティム』に収録されている「フリーク」は、日本人なら1度は耳にしたことがある坂本九の「上を向いて歩こう」がサンプリングされており、リリース当時は日本でも話題に。

 その後、アヴィーチーの故郷であるストックホルムで、豪華アーティストが集結したトリビュート公演が開催され、用意されていた約5万5,000枚のチケットが30分あまりで完売し、亡くなってもなおその人気を証明した。(フロントロウ編集部)

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