シンガーのリゾが自主隔離中に自己嫌悪に陥りそうになったことを明かした。その克服方法がさすがすぎる!(フロントロウ編集部)

「“110%ビッチ”だって思い出さないとね」

 今年1月に開催された第62回グラミー賞で最多となるノミネーションを獲得していたことを筆頭に、この1年にわたって多くの音楽賞を席巻したリゾ。その“愛されキャラ”も相まって、すっかりトップスターの仲間入りを果たした彼女は、「体形批判(ボディシェイミング)」の問題にも積極的に声をあげてきた。

 とはいえ、自分の体型に自信を持つようファンに訴え続けてきた彼女も、この新型コロナウイルスをめぐる外出自粛生活のなかで、気分が沈んでしまう時もあったようで、ある「すごく長い1日」を過ごしたことをインスタグラムで公表。

 「今日は、好きになれない自分の身体のパーツを愛してみて。この隔離された生活のなかで、多くの人たちがメンタル・ヘルスの問題に苦しんでいる。外に出られずに、普段のように(ストレスに)対処したり、セルフ・ケアができずにいるの」と、ありのままの体型を愛することを推奨するボディポジティビティのメッセージを伝えながら、隔離生活のなかで多くの人が抱えているストレスに自分も悩まされていることを明かすという、彼女には珍しい弱気な発言。 

 とはいえ、そこはリゾ。このストレスに彼女が負けることはなかったようで、「自己嫌悪に陥りそうだった」ことを認めつつも、「自分は“110%ビッチ”だって思い出さないとね」と、自身に初の全米シングル・チャートの首位をもたらしたシングル「トゥルース・ハーツ」の「DNAを検査したら、100%ビッチだった」という歌詞をもじって力強く宣言。

 動画の最後には笑顔ものぞかせて、持ち前のポジティブさで悩みを抱えているファンに向けて前向きなメッセージを送った。

医療従事者に食事も提供

 また、リゾは新型コロナウイルスに対処する医療従事者たちのことも支援していて、先月、アメリカ国内の複数の病院に昼食を提供。リゾは「みなさんは前線で頑張ってくださっています。私から食事を送らせてください」と、この状況下で前線で闘っている人たちに動画メッセージを送った。

 リゾは「ランチをご馳走します!」と、約束した上で、「みなさんのことを愛しています。この物語のヒーローになってくれてありがとうございます」と、医療従事者への感謝を述べた。

(フロントロウ編集部)

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