各アーティストが主催する公演が大成功
これまで多くのアーティストが遠隔で1夜限りのライブに出演し、新型コロナウイルスと闘う人をサポートしてきた。なかでも多くの寄付金を集めたのは、エルトン・ジョンが主催者となった慈善公演ザ・アイハート・リビングルーム・コンサート・フォー・アメリカ(The iHeart Living Room Concert for America)と、レディー・ガガがキュレーターとなり世界保健機関(WHO)やGlobal Citizenとタッグを組んで行なわれたストリーミング・コンサート、ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム(One World: Together at Home)。
ザ・アイハート・リビングルーム・コンサート・フォー・アメリカは、Feeding America、First Responders Children's Foundationなどのチャリティ団体のためにエルトンが主催者となり、マライア・キャリーやビリー・アイリッシュ、バックストリート・ボーイズが出演。1時間番組ながら870万人以上が視聴し、約8億8,000万円を集めた。
そしてガガがキュレーターを務めたワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホームは、ポール・マッカートニー、ビリー・ジョー・アームストロング、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、テイラー・スウィフト、セリーヌ・ディオン、リゾなどの豪華アーティストが出演し、協賛にはコカ・コーラ、ペプシ、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gといった世界有数の大企業の名前が。多くの企業が賛同したこの公演は、約139億円の支援金が集まり、チャリティライブとして大成功を収めた。
ボン・ジョヴィなどが出演するチャリティ公演が開催
各セレブがそれぞれできることを行なって、支援金を集めるなか、再び豪華なアーティストが勢ぞろいする公演が開催されることに。それは、『Jersey 4 Jersey Benefit Show』という特別公演で、アメリカ・ニュージャージー州を救済するための基金New Jersey Pandemic Relief Fundへの募金をつのると同時に、医療従事者など第一線で活躍する人たちを称えるために行なわれる。
この公演には、ニュージャージー出身のロックバンド、ボン・ジョヴィのフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィやブルース・スプリングスティーンに加え、ホールジーやシザ、チャーリー・プース、トニー・ベネット、クリス・ロック、といった実力派アーティストたちが勢ぞろいする。
『Jersey 4 Jersey Benefit Show』は現地時間4月22日午後7時(日本時間4月23日午前8時)から開催され、Apple MusicやAppleTVで世界にむけて配信される。(フロントロウ編集部)